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JGPブリスベン2017 1日目 女子SP

JGPブリスベン リザルト
オーストラリアのブリスベンにて開催。女子SPは、現地時間2017年8月24日(木)に行われた。
https://www.youtube.com/watch?v=gT_vQS5z_Pk
上記のライストで、全員の演技を見た。特に印象に残った選手の演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
2 Guzide Irmak BAYIR グジーデ・イルマーク・バイヤール?(トルコ)

  • 楽曲:Writing Is On the Wall (cover version)
    (information from 2016/17 season)

  • プログラム:△


昨季、ジュニアの国内選手権優勝、世界ジュニア22位。今季、JGPデビュー。
衣装が、安藤さんのクレオパトラにちょっと似てる。
3Lz<と3Lo+2TでGOEマイナス。2Aはまずまず。
スピンのレベルは3、3、3V。うち2つが、回転ゆっくりだったり軸がぶれたりしてGOEマイナス。ステップはレベル2。
エレメンツの質は、まだまだこれからという感じ。
エキゾチックな振り付けを一所懸命こなしていた。粘りのある動きに心惹かれるものを感じる。アクセントに入っている音をもっと意識できるようになると、メリハリが出るんじゃないかな。
41.03。

3 Aurora COTOP オーロラ・コトプ(カナダ)

  • 楽曲:Habanera by George Bizet

  • プログラム:△


昨季、ジュニアの国内選手権優勝。今季、JGPデビュー。
3T+3T<は素人目にも回転があやしかった。GOEマイナス。1Lzはノーバリュー。2Aは転倒。ジャンプ3つ全てにミスが…。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル2。
スピードがあり、複雑な振り付けをこなしながら、タメが作れていたし、色っぽさも出せていた。
43.39。

5 Amelia Scarlett JACKSON アメリカ・スカーレット・ジャクソン(オーストラリア)

  • 楽曲:Masquerade Waltz by Aram Khatchaturian

  • プログラム:△


昨季、ジュニアの国内選手権3位。
バイオによると、生まれも育ちも練習拠点もブリスベンなので、歓声がすごい。
2Lzタノ、2Fタノ+2Tタノ、2Aとまずまず。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル2。
ジャンプはまだ2Aまでなのかな? でも、今自分にできることをきっちりやり切った演技で、GOEにマイナスなし。
音楽がちょっと忙しなく感じたので、ちょっと遅れちゃってたのかも。でも、舞踏会の楽しい感じが出せていたと思う。
立ち姿が美しく華やかな選手。笑顔が素敵~☆
42.13でPB更新。

6 Alexandra TRUSOVA アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)

  • 楽曲:

    • Big Spender performed by Peggy Lee

    • Jumpin' Jack performed by Big Bad Voodoo Daddy



  • プログラム:△


昨季、ジュニアの国内選手権4位。バイオによると、練習で4回転サルコウを着氷しているとのこと。今季、ジュニアデビュー。
3F+3LoはOK。3Lzは余裕。2Aも軽々と。当然のごとく、ジャンプは全て後半。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
今季のニューおそろしあが来たーーー!!!!
いや~、見た目はあどけなくて愛らしくて小学生みたいなんだけど、滑り出すとこれまでの選手とは桁違いに上手い。エレメンツはもちろん、動きがなめらかで立体的で大きい。
こりゃエテリ先生んとこの子だなと思ったら、案の定そうだった。メドさんやザギトワさんを思い起こさせる隙のなさ、強さを感じる。
65.57。うん、桁違いの高得点が出た。


●第2グループ
9 Su Been JEON スビン・ジェオン?(韓国)

  • 楽曲:Send In the Clowns (A Little Night Music) by Stephen Sondheim

  • プログラム:△


昨季、国内選手権18位。今季、ジュニアデビュー。
3S+3T<は、片手をついて持ちこたえたかな~と思ったんだけど、こらえきれず転倒。3Lzはジャンプ自体はよかったと思うんだけど、直前のステップが足りなかったようでGOEマイナス。2AはOK。
スピンは全てレベル4。回転が速く、手の使い方が美しい。ステップはレベル2。体を大きく動かして、曲想を表現していた。
余韻を感じさせる演技。抒情的な音楽を情感たっぷりに演じていた。
46.74。

10 Eun Bi KO ユンビ・コウ(韓国)

  • 楽曲:Air Glow

  • プログラム:△


今季、ジュニアデビュー。
3F+3T<<は転倒。3Lz<はGOEマイナス。2Aはまずまず。
スピンは全てレベル4。回転が速い。ステップはレベル2。壮大な音楽をよくとらえていたと思う。
今はまだエレメンツを淡々とこなしている感じが強いけど、表現にもっと気を配れるようになると、ぐっと素敵になりそう。
45.60。

12 松岡 あかり(日本)

  • 楽曲:Passionate

  • プログラム:△


昨季、全日本ジュニア12位。今季、ジュニアデビュー。
昨季から続行のプログラム。
3F+3T<はGOEマイナス。2Aはよかった。3Lzはまずまず。高さはないが、回転が速い。宮原さんのジャンプに似てる。
スピンのレベルは4、3、4。回転が速い。特に最後のLSp4はめっちゃ速かった。ステップはレベル2。パキパキした動きが小気味よい。
ちょい硬さを感じたけど、見た目クリーンな演技だった。とにかくスピンの回転が速いし、軸はまっすぐだし、まるでコマのよう。
キスクラのほっとした笑顔を見るに、すご~く緊張してたのかも。
58.23。


●第3グループ
13 Ting CUI ティン・ツゥイ(アメリカ)

  • 楽曲:Libertango by Astor Piazzolla

  • プログラム:△


今季、JGPデビュー。
3T+3Tタノはすばらしい。3Lzタノと2Aはまずまず。ジャンプにキレと高さがある。
スピンのレベルは1、3、4。うち2つの回転がゆっくりだったり、軸がぶれたりして、GOEマイナス。アメリカの選手なのに、スピン苦手なのかな? めずらしい。ステップはレベル2。もっと力強さが欲しい。
曲想を表現しようと頑張っているのは伝わってくるのだが、好きな曲だけに「もっと…もっと…!!」と、つい思ってしまう。
55.34。

16 Andrea MONTESINOS CANTU アンドレア・モンテシノス・カントゥー(メキシコ)

  • 楽曲:Experience by Ludovico Einaudi

  • プログラム:△


昨季、世界ジュニア19位。
2Lzは直前のステップが足りなかったのか、GOEマイナス。3Sは転倒したため、連続ジャンプにならず。2Aはよかった。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル1だが、しなやかで丁寧に演じていたと思う。
余韻を感じる演技で、抒情的な音楽をよく表現していたと思う。身のこなしが美しい。
37.66。

17 Amy LIN エイミー・リン(台湾)

  • 楽曲:Skyliner (from "I'll Be Seeing You: A Tribute to Carmen McRae") by Charlie Barnet, Robert Allen
    (music information from 2016/17 season)

  • プログラム:△


昨季、四大陸17位、世界ジュニア21位、ワールド28位。
白キラキラのパンツルックに黒いヘビがぐるぐる巻き。奇抜!!
3T+3Tは、間にオーバーターンが入ってしまい、連続ジャンプと見なされず。3Lz<は転倒。2Aはまずまず。
スピンのレベルは3、4、3。最後のCCoSp3は、回転がゆっくりになってしまい、GOEマイナス。ステップはレベル2。
好調時と比べると、動きにキレがないように感じた。昨季からジャンプで苦しんでいる印象を受けるのだが、原因は怪我? それとも成長期のアレコレ? 滑っていてちっとも楽しそうじゃない(涙)。
36.50。

18 Yi Christy LEUNG イー・クリスティー・リャン(香港)

  • 楽曲:California Dreamin' by SIA

  • プログラム:△


昨季、世界ジュニア9位。
2Fは途中で開いてしまい、連続ジャンプにならず。2Lzは直前のステップが足りなかったのか、GOEマイナス。2Aはまずまず。
スピンのレベルは4、2、4。ステップはレベル2。
昨季の世界ジュニアで、香港にこんなに上手い選手がいたのかと、わたしの度肝を抜いたイーさん。今回は、ジャンプのミスが目立ってしまったが、彼女も成長期のアレコレが原因なのだろうか。体つきもだいぶ大人っぽくなってきたもんなぁ。
38.81。


●第4グループ
20 滝野 莉子(日本)

  • 楽曲:Poeta by Vicente Amigo

  • プログラム:△


昨季、全日本ジュニア6位、全日本14位。今季、JGPデビュー。コーチが織田憲子&信成親子。
冒頭の切なげな表情が曲想にバッチリ☆
3F+3Tはよかった。3Lzは!が付き、GOEマイナス。2AはOK。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
緊張してたかなぁ。エレメンツじゃなく、つなぎの部分で、体がぶれるというか、ひやっとするところがあった。
60.55。

21 Kaitlyn NGUYEN ケイトリン・ニューエン(アメリカ)

  • 楽曲:En Aranjuez con mi amor performed by Nana Mouskouri

  • プログラム:△


今季、ジュニアデビュー。
3F+3Tはまずまず。3Lzは転倒。2Aはよかった。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル2。
アメリカの選手にしてはめずらしく、淡々と滑る系の選手(苦笑)。でも動きにメリハリはつけられている。ま、まだ13歳だし、これからこれから。
54.27。

23 Anastasiia GULIAKOVA アナスタシア・グリャコワ(ロシア)

  • 楽曲:Angels and Demons (soundtrack) by Hans Zimmer

  • プログラム:△

  • 昨季、ジュニアの国内選手権8位。今季、JGPデビュー。
    顔つきはあどけないけど、体つきはもう大人だなぁ。
    3Fタノ+3Tタノはファーストがたっかい。3Lzタノはギリギリまでステップ入りで素晴らしかった。2Aも素晴らしい。
    スピンは全てレベル4。回転が速い。ステップはレベル2。体の大きさをよく生かした、ダイナミックな滑りだった。
    ぐっは~!! ロシア女子は誰も彼も強いな!! 当然のようにクリーンな演技。エレメンツの正確さもさることながら、シニア顔負けのパワフルな滑りが印象的だった。
    63.47。


    ◆SP順位
    SPが終わって、順位は下記のとおり。左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
    1 Alexandra TRUSOVA RUS 65.57
    2 Anastasiia GULIAKOVA RUS 63.47
    3 Riko TAKINO JPN 60.55
    4 Akari MATSUOKA JPN 58.23
    5 Ting CUI USA 55.34
    6 Kaitlyn NGUYEN USA 54.27
    7 Su Been JEON KOR 46.74
    8 Eun Bi KO KOR 45.60
    9 Aurora COTOP CAN 43.39
    10 Amelia Scarlett JACKSON AUS 42.13
    11 Guzide Irmak BAYIR TUR 41.03
    12 Yi Christy LEUNG HKG 38.81
    13 Selma IHR SWE 37.98
    14 Aleksandra SHLAHOVA LAT 37.70
    15 Andrea MONTESINOS CANTU MEX 37.66
    16 Amy LIN TPE 36.50
    17 Serena XU AUS 35.52
    18 Jordan LAZARUS AUS 32.41
    19 Nicola KORCK NZL 28.79
    20 Ching Ting SU SGP 28.66
    21 Sophie ABRAMS ISR 27.27
    22 Bianca Arianne VINARAO PHI 21.88
    23 Maria BLESSIA INA 14.92
    24 Arunima VERABELLI IND 6.22
    ---------------------------------------------------------------------
    ◆総評
    今年もやってまいりました、JGPシリーズ☆ ISUの方々、無料でライストしてくださって、本当にありがとうございます!! そして、解説&実況担当のテッドさん、お久しぶり~。今季もよろしくお願いします!!

    さて、今季も女子はロシアが強い。毎年次々ハイパーな選手が出てきて、ほんとすごいわ~。

    日本の滝野さん(SP3位)と松岡さん(SP4位)も健闘してるんだけど、PCSは、SP1位のトゥルソワと2位のグリャコワが、26点台と抜けている。

    ここんとこ、ジュニアはちょい押され気味だったアメリカが、5位と6位につけている。表彰台争いは、日露米の上位6名に絞られたもよう。さて、どうなるか。

    ブリスベンの会場は、客席がさほど多くないようなんだけど、満員なのが嬉しい。声援も拍手も大きくて盛り上がっていて、雰囲気があったかそう☆

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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