GPフランス国際2017 2日目 アイスダンスFD

GPフランス国際2017 リザルト
フランスのグルノーブルにて開催。アイスダンスSDは、現地時間2017年11月18日(土)に行われた。
動画で全組の演技を見た。滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV ナタリア・カリシェク / マクシム・スポディレフ(ポーランド)
■SD順位:9,得点:58.58
■楽曲:Young And Beautiful (from "The Great Gatsby" soundtrack)
Swing Break by The McMash Clan feat. Kate Mullins
No Dignity by Minimatic
Maple Leaf Rag by Skeewiff feat. Tommy Dorsey
■プログラム:△
動画
ステップは両方レベル2。
このプログラムのコンセプトは、「ダンスパーティーで男女が楽しく踊っている」というシンプルな解釈でいいのだろうか。
終始楽しそうに踊っていて、動きもきれいだし、悪くないのだが、ハイライトが感じられなくて、何となくプログラムが終わってしまう。
フリー89.19、総合147.77で、どちらもSB更新。

2 Lorenza ALESSANDRINI / Pierre SOUQUET ロレンツァ・アレッサンドリーニ / ピエール・スーケ(フランス)
■SD順位:10,得点:54.07
■楽曲:U-Turn (Lilli) by AaRON
Angel performed by Sarah McLaughliln
Iris performed by the Goo Goo Dolls
■プログラム:○
動画
ステップは両方レベル2。
StaLi4のポジションとライン、回転がきれい。STw4の回転が少しよれたか。
ほぼクリーンな演技に見えたが、ツイズルとステップが両方ともGOEマイナス。
抒情的で美しい音楽を情感たっぷりに表現していた。
フリー80.21、総合134.28で、どちらもSB更新。

3 Alla LOBODA / Pavel DROZD アッラ・ロボダ / パヴェル・ドロースト(ロシア)
■SD順位:7,得点:60.43
■楽曲:Chicago (musical soundtrack)
■プログラム:△
動画
ステップはレベル2と3。
STw1は、セカンドで女性が足をついた。
スピードに乗ってよく滑っていた。いつも彼らのスーパーツイズルを見ていたので、ミスに驚いた。
フリー85.42、総合145.85。

4 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON アンジェリーク・アバチキナ / ルイ・トーロン(フランス)
■SD順位:8,得点:59.81
■楽曲:Mariage d'amour by Paul de Senneville
Je suis malade by Alice Dona, Serge Lama performed by Lara Fabian
■プログラム:○
動画
ステップは両方レベル3。
演技後、女性がかなり疲れている様子だった。カップル競技で女性がここまで疲れるのは珍しい。出し切ったんだな~。男性も疲れてるんじゃないかとは思うけど、カメラが女性ばかり映すのでよく分からなかった(笑)。
二つのステップで、レベルもGOEも同じなのだが、特に前半のCiSt3が、ふんわり&なめらかな滑りで、素晴らしかった。
前回、GP中国で見たときは、後半、飽きてしまったのだが、今回は大丈夫だった。ただ、欲を言えば、後半のDiSt3でもう一段階ギアを上げて、ぐぐっと盛り上げてほしい。
フリー95.74、総合155.55で、どちらもPB更新。GP中国より10点以上アップしている。

5 Elliana POGREBINSKY / Alex BENOIT エリアナ・ポグレビンスキー / アレックス・ブノワ(アメリカ)
■SD順位:6,得点:60.64
■楽曲:I Put A Spell On You performed by Annie Lennox
Original Compostition by Hugo Chouinard
■プログラム:△
動画
ステップは両方レベル3。
クリーンな演技に見えたが、後半のDiSt3はGOEマイナス。
スケーティングも動きもいいし、女性の長身を生かしたリフトはどれも素晴らしいんだけど…飽きる。その一番の理由は、わたしが「I Put A Spell On You」が好きじゃないからなのだが、それを抜きにしても、ちょっと一本調子すぎやしないか。
フリー93.50、総合154.14で、どちらもSB更新。

第1グループが終わった時点で、トップはアンジェリーク・アバチキナ / ルイ・トーロン(フランス)。


●第2グループ
6 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI シャルレーヌ・ギニャール / マルコ・ファブリ(イタリア)
■SD順位:4,得点:69.73
■楽曲:Exogenesis Symphony Part III by Muse
■プログラム:◎
動画
ステップは両方レベル3。
スピーディーでシームレスでエフォートレスな演技。あっという間に終わってしまった。
後半のMiSt3で感動が最高潮に達したところ、CuLi4の入りでちょっと慎重になる印象を受ける。ロンバルディア杯でミスしているし、バランスとるの難しそうだから、仕方ないのかもしれないけれど。そして、最後のコレオスピンとコレオリフトで落ち着いたままフィニッシュするのだが、もうひと盛り上がりほしい。感動しまくったまま終わりたい。
フリー101.28、総合171.01。タイムバイオレーションにより、減点1。現時点で総合1位。

7 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE ケイトリン・ウィーバー / アンドリュー・ポジェ(カナダ)
■SD順位:5,得点:68.94
■楽曲:Je suis malade by Alice Dona, Serge Lama performed by Lara Fabian
■プログラム:○
動画
ステップはレベル4と3。
STw4の回転がいまいちかな~と思ってプロトコルを見たら、加点控えめだから、やっぱりそうだったんだな。あと、CoSp2とSlLi3でレベルを取りこぼしている。
素晴らしい演技だったと思うのだが、レベルの取りこぼしがな~。せっかくサーキュラーでレベル4とれたのに~。
フリー108.03、総合176.97。現時点で総合1位。

8 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN アレクサンドラ・ステパノワ / イワン・ブキン(ロシア)
■SD順位:3,得点:70.02
■楽曲:Love Story Theme
Love's Dream by Rick Wakeman
Liebestraum No. 3 in A-Flat Minor, S. 541 by Franz Lizst, performed by Martin Jones
■プログラム:△
動画
ステップは両方レベル3。
スケーティングや動きはたいへんなめらかで、素晴らしかったと思うのだが、ところどころ挟まれるボーカルにどうしても違和感を覚えてしまい、演技に集中できない。
アイスダンスにおいて、今季もっともトンデモ編曲なプログラムだと思う。
フリー107.22、総合177.24。現時点で総合1位。

9 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON ガブリエラ・パパダキス / ギヨーム・シゼロン(フランス)
■SD順位:1,得点:81.40
■楽曲:Piano Sonata N. 14 in C sharp minor, Op. 27, No 2. "Moonlight Sonata", Adagio Sostenuto, by Ludwig van Beethoven performed by Steve Anderson
"Moonlight Sonata", Presto Agitato by Ludwig van Beethoven
■プログラム:◎
動画
ステップはレベル4と3。
う~ん、GOEでジャッジが+2と+3しか出していない。
…彼らの演技を見ているうちに、音楽の奔流にさらわれて、一緒に流れていってるみたいな気分になった。すごい~。もうすごいとしか言いようがない~。
フリー120.58、総合201.98で、どちらもPB更新。現時点で総合1位。

10 Madison CHOCK / Evan BATES マディソン・チョック / エヴァン・ベイツ(アメリカ)
■SD順位:2,得点:73.55
■楽曲:Imagine by John Lennon
■プログラム:○
動画
ステップは両方レベル3。
STw3は、セカンドで男性の回転が乱れた。前半のCiSt3のツイズルで、男性が少しバランスを崩したような。GOEはばっちりプラスの評価なので、わたしの気のせいかも。
世界平和を希求するような、スケールの大きさ、尊さを感じる演技だった。ツイズルのミスさえなければな~。
フリー108.30、総合181.85。総合2位に確定。
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◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、得点、SD順位、FD順位の順に記されている。
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON FRA 201.98 1 1
2 Madison CHOCK / Evan BATES USA 181.85 2 2
3 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN RUS 177.24 3 4
4 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN 176.97 5 3
5 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI ITA 171.01 4 5
6 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON FRA 155.55 8 6
7 Elliana POGREBINSKY / Alex BENOIT USA 154.14 6 7
8 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV POL 147.77 9 8
9 Alla LOBODA / Pavel DROZD RUS 145.85 7 9
10 Lorenza ALESSANDRINI / Pierre SOUQUET FRA 134.28 10 10


◆総評
優勝は、パパダキス&シゼロン。なんというか、別次元の演技だった。1位&1位でGPファイナル進出確定。ファイナルはもちろん、平昌オリンピックも、彼らとヴァーチュー&モイヤーの一騎打ちですな。

総合2位は、チョック&ベイツ。2位&2位で、彼らもGPファイナル進出確定。GP2戦とも素晴らしい演技ではあったものの、まだトップギアに入ってない印象。ファイナルでは上げてくるかな~。

3位はステパノワ&ブキン。演技は文句なしに素敵なのに、FDの編曲がどうにも受け付けなくて困っている。どんな変な編曲も、二度、三度と聴いているうちに慣れてくるものだが、今のところその気配がない。

4位はウィーバー&ポジェ。2位&4位だから、ファイナルは難しいか…。今季は2シーズンぶりに行けるかなぁと期待していたのだが。

5位はギニャール&ファブリ。FDでは、お気に入りのカップルが、大好きな音楽を素晴らしいプログラムで演じてくれるという幸せをしみじみとかみしめた。…がしかし、だがしかし。ここのところ、同じような得点で頭打ち感があるように感じるのだが、さらに上に行くためには、何が必要なんだろう。

6位はアバチキナ&トーロン。地元でいい演技ができて、本当に嬉しそうだった。
フランスのオリンピック枠は2。一つはパパ&シゼで決まりだろうから、残る一つを彼らとローリオ&ルギャックが競っていると思われる。彼らのPBがフリー95.74、総合155.55(本大会)。ローリオ組のPBがフリー94.83、総合157.62(今季NHK杯)。ほんと競り合ってるんだよね。ユーロは出場枠が3あるから、そこで決まるんだろうなぁ。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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