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GPスケートアメリカ2017 2日目 女子SP

GPスケートアメリカ2017 リザルト
アメリカのレイクプラシッドにて開催。女子SPは、現地時間2017年11月25日(土)に行われた。
ライストとテレビ放送で全員の演技を見た。滑走順に感想を書いている。テレ朝の解説は織田信成さん、実況は進藤潤耶アナ。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Xiangning LI シャンニン・リー(中国)
■楽曲:Nuovo Cinema Paradiso
■プログラム:○
昨季、国内選手権2位、四大陸13位、世界ジュニア11位、ワールド14位。今季、GP中国8位。
振付は、デイヴィッド・ウィルソン。
3F<+2Tは着氷が流れなかった。3Lzは足がついたように見えた。2Aはまずまず。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル3。
ジャンプの調子がイマイチな感じだが、優しく繊細に曲想を表現していた。
リンクを出るとき、一礼。こういうことするの、日本人だけかと思ってた。
55.24。

2 Bradie TENNELL ブレイディ・テネル(アメリカ)
■楽曲:Taeguki by Lee Dong-Jun
■プログラム:△
昨季、全米9位、世界ジュニア7位。本大会がGPデビュー。
3Lz+3Tはよかった。3Loは少し詰まった着氷に。2Aはよかった。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
よく滑っていた。体を大きくゆったり動かして、曲想をよく表現していたと思う。
67.01でPB更新。

3 Polina TSURSKAYA ポリーナ・ツルスカヤ(ロシア)
■楽曲:Light of the Seven (Games of Thrones soundtrack) by Ramin Djawadi
■プログラム:○
昨季、JGPモルドヴィア杯及びタリン杯優勝、ジュニアの国内選手権3位、世界ジュニア10位。今季、NHK杯3位。
昨季から継続のプログラム。
3Lz+3Tはよかった。3Loは転倒。2Aはステップアウト。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
動きも滑りも良かったのだが、ジャンプにミスが2つ出てしまった。ディレイドジャンプはちょっとしたタイミングのずれがミスにつながっちゃうんだろうな~。
63.20。

4 Alena LEONOVA アリョーナ・レオノワ(ロシア)
■楽曲:Bla Bla Bla Cha Cha Cha by Petty Booka
■プログラム:△
昨季、GPフランス12位、国内選手権13位。今季、NHK杯6位。
3T+3Tはよかった。3Fは着氷が少し詰まった。ステップから直ちに跳んでなかったかも。2Aはよかった。
スピンとステップは全てレベル4。
体をよく動かして、きれいに滑ってるんだけど、音楽が単調なので、演技もそういう印象を受ける。スピードとシャープさがほしい。
63.91でSB更新。

5 Serafima SAKHANOVICH セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア)
■楽曲:And The Waltz Goes On by Anthony Hopkins
■プログラム:△
昨季、GPアメリカ7位、国内選手権12位。
3F+3TはOK。3Lzタノはステップから直ちに跳んでいなかったような。2Aはまずまず。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
ポゴさんの代わりに急遽出場が決まったにも関わらず、ここまで仕上げてこられるなんて、さすがだわ~。
キスクラにプルさんが。日本だったらもっとキャーキャー言われて大騒ぎなるよ!(笑)
66.28でSB更新。PBとほぼ同じ得点が出て、選手もすごく嬉しそう。


●第2グループ
6 Kaori SAKAMOTO 坂本 花織(日本)
■楽曲:Moonlight Sonata by Ludwig van Beethoven
■プログラム:○
昨季、全日本ジュニア優勝、JGPファイナル3位。世界ジュニア3位。今季、シニアデビューで、GPロステレ5位。
振付はブノワ・リショー。
3F+3Tは素晴らしい。くるくるターンからの3Loは剃刀のような切れ味が。2Aはよかった。
スピンのレベルが4、4、3。ステップはレベル3。
最後のCCoSp3で回転がブレた!! ギャー!! ジャンプ完璧だったのに、もったいなさすぎる!! 本人も演技後、頭を抱えていた。
今季は衣装がオシャレになり、お化粧がうまくなり、スケーティングが美しくなり、表現力が磨かれ、見ているこちらは幸せいっぱいである。
69.40でPB更新。採点に時間がかかったので、ドキドキしたわ~。高得点が出て嬉しい。

7 Nicole RAJICOVA ニコル・ライチョヴァー(スロバキア)
■楽曲:Une page d'amour by Nathalia Mansner
■プログラム:○
昨季、国内選手権三連覇、ユーロ6位、ワールド17位。今季、NHK杯10位。
振付は、ニコライ・モロゾフ。
3T+2Tはまずまず。3Lzはバランスを崩したし、ステップから直ちに跳んでいない。2AはOK。
スピンのレベルは3、2、4。ステップはレベル3。
ステップシークエンスやつなぎのステップは素敵だった。
55.43でSB更新。

8 Karen CHEN カレン・チェン(アメリカ)
■楽曲:On Golden Pond (soundtrack) by Dave Grusin
■プログラム:○
全米優勝、四大陸12位、ワールド4位。今季、GPカナダ7位。昨季のプログラムに戻した。
3Lz+3T<は明らかに回転が足りなかった。3Lo<<は転倒。2AはOK。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル4。
音楽から少し遅れてフィニッシュ。
このプログラムは滑り慣れてるし、彼女の出世作だから、戻すのは悪くない決断だと思うけど、今季はフリーのプログラムが二転三転して、なかなか落ち着かないんだよね。SP同様、FSも昨季のに戻すそうなので、これで腰を据えて練習に打ち込めるといいのだが。
59.53。

9 Ashley WAGNER アシュリー・ワグナー(アメリカ)
■楽曲:Hip Hip Chin Chin performed by Club des Belugas
■プログラム:○
昨季、GPアメリカ優勝、全米2位、ワールド7位。今季、GPカナダ3位。2シーズン前のプログラムを再び。
新しい衣装により、際立つ背中&デコルテの美しさ☆
3F+3T<はセカンドで足をついた。2AはOK。3Lo<はきれいに下りたように見えたのだが。
スピンとステップは全てレベル4。
さすがのボディームーブメントで魅了されたが、ジャンプは本調子じゃなさそう。スピンの回転のキレもいまいち。でもスピードは出ていたと思う。
このプログラム、大好きなんだけど、絶好調のときの演技を知っているので、ついそれと比べちゃうのよね。
64.12でSB更新。

10 Gabrielle DALEMAN ガブリエル・デールマン(カナダ)
■楽曲:Habanera (from "Carmen") by George Bizet
■プログラム:○
昨季、国内選手権2位、四大陸2位、ワールド3位。今季、GP中国6位。
振付はローリー・ニコル。
3T+3Tはセカンドの方が高い。3Lzはお手つき。2Aは着氷が流れなかった。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル4。
まだ本調子ではなさそう。いつもならもっとスピードビュンビュン出てるもんね。
68.08。

11 Satoko MIYAHARA 宮原 知子(日本)
■楽曲:Memoirs of a Geisha (soundtrack) by John Williams
■プログラム:○
昨季、GPファイナル2位、全日本三連覇。今季、NHK杯5位。
3Lz+3Tはステップアウト。3Loは低く、回転が足りてないんじゃないかと心配したが、大丈夫。2AはOK。
スピンとステップは全てレベル4。
繊細かつシャープで美しくかっこいい。ジャンプはまだ高さがないけど、NHK杯の時よりはキレが出てきたんじゃなかろうか。ジャンプ以外の部分はさらに研ぎ澄まされている。
70.72でSB更新。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Satoko MIYAHARA JPN 70.72
2 Kaori SAKAMOTO JPN 69.40
3 Gabrielle DALEMAN CAN 68.08
4 Bradie TENNELL USA 67.01
5 Serafima SAKHANOVICH RUS 66.28
6 Ashley WAGNER USA 64.12
7 Alena LEONOVA RUS 63.91
8 Polina TSURSKAYA RUS 63.20
9 Karen CHEN USA 59.53
10 Nicole RAJICOVA SVK 55.43
11 Xiangning LI CHN 55.24


◆総評
混戦の女子シングル! SP8位のツルさんまで表彰台のチャンスがありそう。

SP1位は宮原さん。PCSは1位。スケーティングもボディームーブメントも冴えわたってたもんな~。怪我から順調に回復しているようで、何よりである。

2位は花織ちゃん。高得点に驚いたけど、そういやGPロステレですでに68点台出してたんだよね。スピンのミスさえなければ70点超えてたのに~、んも~。

3位はギャビー。まだ完全には回復してないんだな~というのがうかがえる演技だったが、それでも68点台を出して3位。FSはどこまでブラッシュアップされただろうか。

4位のテネルさんは、今まで地道にコツコツ培ってきたものが、いよいよ満開に咲き誇りそうな予感。オリンピック出場のチャンス到来かも!

5位のサハさんは、フィギュアスケートファンのみなさまのツイートによると、昨季が終わった後、競技を引退してプルさん主催のショーに出演しようと思い、彼に会いに行ったらしい。そしたら、「きみは競技でもっとやれる。引退するのはもったいない」と言われ、彼のアカデミーで練習することにしたそうだ。
これだけうまい選手が17歳という若さでもう競技引退しようと考えるあたり、ロシア女子を取り巻く環境の厳しさが分かるよな~。でも個人的に女子シングルは20歳をこえてからこそ魅力が増すと思うので、みなさん、何とか頑張って続けていただきたい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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