GPファイナル2017 2日目 男子FS

GPファイナル2017 リザルト
日本の名古屋にて開催。男子FSは、現地時間2017年12月8日(金)に行われた。
ライストとテレビ放送で全員の演技を見た。滑走順に感想を書いている。テレ朝の解説は織田信成さん、実況は進藤潤耶アナ。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




1 Adam RIPPON アダム・リッポン(アメリカ)
■SP順位:6,得点:86.19
■楽曲:Arrival of the Birds ("Crimson Wing" soundtrack) by The Cinematic Orchestra
O by Coldplay
■プログラム:○
4Lz<<は転倒。3F+3Loはよかった。3F<+3T<は、素人目にも回転が少なく見えた。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
4Lzの転倒が痛そうだったが、すぐに立て直し、ジャンプをまとめた。ただ、右肩の痛みが原因なのか、好調時の滑りと比べると、抑え気味かな~という印象を受ける。
フリー168.14、総合254.33。現時点で総合1位。

2 Sergei VORONOV セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
■SP順位:5,得点:87.77
■楽曲:Sarabande Suite (Aeternae) by Yoav Goren (based on G.F. Haendel) performed by Globus
■プログラム:○
4T+3Tはよかった。4Tは足をつき、オーバーターン。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。ステップに入る前に、お客さんをあおっていた。
フィニッシュポーズ変えた?
めっちゃ楽しそうに気持ちよさそうに滑っていた。スタミナもGPシリーズ通して一番余裕があるように見えた。
フリー178.82、総合266.59。現時点で総合1位。

3 Jason BROWN ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
■SP順位:4,得点:89.02
■楽曲:Inner Love by Maxime Rodriguez
■プログラム:○
3Aはすぐに足をついた。次の3Aは転倒。2A+3Tは着氷が乱れた。3Lz+1Lo+3Sの予定が、サードがダブルに。
スピンとステップは全てレベル4。
音楽に寄り添う演技は素敵だが、ジャンプが本調子じゃなさそう。どこか傷めているんじゃないといいのだが。
フリー164.79、総合253.81。現時点で総合3位。

4 Nathan CHEN ネイサン・チェン(アメリカ)
■SP順位:1,得点:103.32
■楽曲:Mao's Last Dancer (soundtrack) by Christopher Gordon
Sacre du Printemps by Igor Stravinski
■プログラム:△
4Lz+3Tは素晴らしい。4Fはバランスを崩した。4Sの予定がダブルに。後半の4Lzはステップアウト。4T+1Lo+3Sの予定がサードがダブルに。4T<<は転倒。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
ジャンプにミスがいくつか出たが、よく滑っていた。ステップシークエンスやコレオ、スピンがかっこいい~。ただ、プログラムとしてはまだ散漫な感じ。
フリー183.19、総合286.51。現時点で総合1位。

5 Mikhail KOLYADA ミハイル・コリヤダ(ロシア)
■SP順位:3,得点:99.22
■楽曲:Steamroller Blues by Elvis Presley
Can't Help Falling In Love by Elvis Presley
Rip It Up by Elvis Presley
■プログラム:△
4Lzと4Sは転倒。3Aはステップアウト。後半の4T+3Tは素晴らしかった。3Loの予定がシングルに。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
ツルッツル~のスイスイ~のグイングイ~ンに、たいへんよく滑っていた。動きはキレてて、調子は良さそうだったのに…ジャンプがなぁ…(ため息)。
フリー182.78、総合282.00で、総合得点はPB更新。現時点で総合2位。

6 Shoma UNO 宇野 昌磨(日本)
■SP順位:2,得点:101.51
■楽曲:Violin Fantasy on Puccini's Turandot performed by Vanessa-Mae
Nessun Dorma (from "Turandot") by Giacomo Puccini, performed by Jose Carreras
■プログラム:◎
4Lo<は転倒。4Sはよかった。後半の4FはOK。4Tは2本とも着氷が乱れ、2つ目の4Tはアンダーグレード。連続ジャンプは1つしか入らず。
スピンのレベルは4、3V、4。ステップはレベル3。
ジャンプのミスは多く出てしまったが、ふんわりした、やわらかな動きがとっても素敵で、見ていてうっとりふわふわ~な気分になった。
フリー184.50、総合286.01。総合2位に確定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、SP順位、FS順位、得点の順に記されている。
1 Nathan CHEN USA 1 2 286.51
2 Shoma UNO JPN 2 1 286.01
3 Mikhail KOLYADA RUS 3 3 282.00
4 Sergei VORONOV RUS 5 4 266.59
5 Adam RIPPON USA 6 5 254.33
6 Jason BROWN USA 4 6 253.81


◆総評
表彰台の3人は、それぞれに悔しさの残ったFSであった。でも三者三様に素敵なプログラムなので、これからドンドコ仕上げていってほしい。

優勝はネイサン。FSは2位だが、SPのリードで逃げ切り、初優勝。…ただねぇ、わたしの身勝手な欲望のままに率直に言わせてもらうと、クワドは3つくらいにして、プログラムの密度をぎゅぎゅっと濃くし、音楽表現にもっと比重を傾けてくれたらなぁと思う。そしたらわたしの心の琴線をじゃらんじゃらんかき鳴らすプログラムになる! ぜったい! という確信があるもので。でもそれだと羽生結弦には勝てないという判断で、この超難度構成なのよね。うん、わかる、わかってる、でもさあぁぁぁぁ!! とグダグダ思ってしまうのは、彼のスケートが大好きだから、つい我欲を抑えきれないのです(泣)。

総合2位は昌磨くん。FSは1位でPCSもトップ。ぶっちゃけ地元の名古屋で初優勝を達成してほしかった。だって、こんなチャンス、そうそうないもん!! 点差があっての敗北ならあきらめもつくのだが、優勝したネイサンとは1点差もないという…うう(涙)。最後の3Sの後に3Tか2Tをつければよかったのに、と思ったが、インタビューによると、4Tが回転不足になり、何をつければいいのか分からなくなってしまったらしい。

3位はコリヤダ。FSのジャンプがなかなかまとめられない。すっごく質の良いジャンプを跳んだかと思うと、次はすっぽ抜けてシングルになったりと、安定しないんだよね。とはいえ、エレメンツの質とスケーティングが素晴らしいので、ロシアの国内選手権、男子シングルではぶっちぎりの優勝候補だが、はてさて、二連覇なるか。

4位はヴォロノフ。今季の彼は、試合で迷いも憂いもなく自分のベストが尽くせていて、見ているこちらもハッピーな気持ちになる。ここ2シーズン、国内選手権で思うような結果が残せていないので、今季こそは表彰台に上がって、ユーロに派遣されてほしい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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