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GPファイナル2017 3日目 ペアFS

GPファイナル2017 リザルト
日本の名古屋にて開催。ペアFSは、現地時間2017年12月9日(土)に行われた。
ライストテレビ放送で全組の演技を見た。滑走順に感想を書いている。テレ朝の解説は小山朋昭さん、実況は大西洋平アナ。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Xiaoyu YU / Hao ZHANG シャオユー・ユー / ハオ・ジャン(中国)
■SP順位:6,得点:70.15
■楽曲:Jyn Erso & Hope Suite (from "Rogue One: A Star Wars Story") by Michael Giacchino
Princess Leia (from "Star Wars: A New Hope") by John Williams
■プログラム:○
振付はローリー・ニコル。
3SはOK。3Tw4は余裕。3T+2Tの予定が、女性がファーストで深くかがみこみ、セカンドがシングルに。スロー3Loは飛距離と高さ、流れが素晴らしい。スロー3Sは高すぎて着氷でがくんとなったが、GOEプラス。FCCoSp4は二人の距離が少し遠く、最後回転が少しずれたが、GOEプラス。
3Li3以外、すべての要素がレベル4。3T+1Tで減点された他は、すべてプラス評価。
良い演技だったが、GPアメリカが本当に素晴らしい出来だったので、物足りなく感じてしまう。贅沢言ってごめんなさい(平伏)。
フリー136.99、総合207.14。

2 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV クセニア・ストルボワ / ヒョードル・クリモフ(ロシア)
■SP順位:4,得点:73.15
■楽曲:Carmen Suite by Georges Bizet
■プログラム:△
3Tw2は女性を抱えてしまった。スロー3Lzは足をついたが、GOEプラス。3T+2T+2Tの予定が、女性がファーストでバランスを崩し、セカンドが1T<<に。3Sは女性が転倒。FCCoSp4は回転が速くそろっており、キレがある。スロー3Sは着氷後の伸びがすごい。
好調時と比べて、ちょいスピードとキレがなかったかなぁ。や、それでも十分かっこいいんだけども。
フリー136.11、総合209.26。

3 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD メーガン・デュハメル / エリック・ラドフォード(カナダ)
■SP順位:5,得点:72.18
■楽曲:Neutron Star Collision by Matthey Bellamy performed by Muse
I Belong To You (Mon coeur s'ouvre a ta voix) from "Samson and Dalilah" by Camille Saint-Saens, performed by Muse
Uprising by Matthew Bellamy performed by Muse
■プログラム:△
3Tw2はよかった。3Lzは女性がこらえたが、GOEプラス。スロー4Sは転倒。3S+2T+2Tの予定が、女性が1T<<に。3Li2は、序盤で男性が少しぐらつき、レベルを取りこぼした。
冒頭の振付は、しっとり素敵だったのだが、それ以降がなぁ…。試合を経てブラッシュアップされていったら変身するかもと見守ってたんだけど、今のところ、煮ても焼いても食えない感じ。ジャッジの評価もさほど高くない印象なんだよね…。
フリー138.65、総合210.83。

第1グループが終わった時点で、トップはメーガン・デュハメル / エリック・ラドフォード(カナダ)。


●第2グループ
4 Wenjing SUI / Cong HAN ウェンジン・スイ / ツォン・ハン(中国)
■SP順位:3,得点:75.82
■楽曲:Violin Fantasy on Puccini's Turandot by Vanessa-Mae
Nessun Dorma (from "Turandot") by Giacomo Puccini, performed by Luciano Pavarotti
■プログラム:◎
動画
振付はローリー・ニコル。
4Tw2はよかったように見えたが、小山さんによると、女性が少し男性に寄りかかってしまったとのこと。でもGOEプラス。3T+2T+2Tはよかった。3Sは二人とも着氷がつまったため、GOEマイナス。スロー3Fとスロー3Sは高さと飛距離が素晴らしい。
ツイスト以外の要素はすべてレベル4。
後半音楽の盛り上がりと共にスピードアップするのが最高!!
今回、スイちゃん演じるトゥーランドット姫の変化に焦点を当てて見てみた。冒頭は、表情が凍ってて怖い。BoDs4の後、心が動いてくる。FCCoSp4の後は切なそう。スロー3Fを下りてから、感情があふれ出す。コレオではもうカラフ王子と愛し合ってる。PCoSp4ではもうラブラブ~☆
…はあぁぁ~、見ごたえあった~。この超難度エレメンツをこなしながら、繊細な感情の変化をみごとに表現するスイちゃんの女優力よ。すごいわ。
フリー155.07、総合230.89。現時点で総合1位。

5 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV エフゲーニャ・タラソワ / ウラジミール・モロゾフ(ロシア)
■SP順位:2,得点:78.83
■楽曲:Candyman by Christina Aguilera, Linda Perry
Nasty Naughty Boy by Christina Aguilera, Linda Perry
Ready Teddy performed by Elvis Presley
■プログラム:△
4Tw3は、少し女性を抱きかかえるようにキャッチしたが、GOEプラス。3S<<は女性が両足着氷。スロー3Sは高さと着氷後の流れがすごい。3T+2T+2Tの予定が男性がファーストで足をついたため、3T+COMBOに。FCCoSp4は回転が速くそろっている。コレオは二人の動きがかみ合っている。スロー3Loは両足着氷。PCoSpはなぜかノーバリュー。
ミスはいくつかあったが、スピードをビュンビュン出して、ツルッツルのスイス~イにたいへんよく滑っていた。
フリー129.90、総合208.73。現時点で総合4位。

6 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT アリオナ・サフチェンコ / ブルーノ・マッソ(ドイツ)
■SP順位:1,得点:79.43
■楽曲:La Terre vue du ciel by Armand Amar, edited by Maxime Rodriguez
■プログラム:◎
動画
3Tw3はたっか!! スロー3Lzの高さと飛距離がすごい。3S+2T+2Tと3Tはよかった。スロー3Sは着氷でこらえたが、飛距離がすごいからかGOEプラス。CCoSp4は回転がきっちりそろっている上に速い。PCoSp4はよどみなく速く美しい。コレオのダンスリフトが素晴らしい。
演技後、マッソが吠えてガッツポーズ!! 神演技きたーーーーああああーーーー!!!!
なめらかなスケーティングと、曲想を表現しきった動きに、もううっとりよ☆
小山さん曰く、「ツイストで難しい入りをしていないので、レベル4はとれないが、その分、質を高め、GOE加点を狙っているのではないか」とのこと。
フリー157.25、総合236.68で、どちらもPB更新。総合1位に確定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、SP順位、FS順位、得点の順に記されている。
1 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT GER 1 1 236.68
2 Wenjing SUI / Cong HAN CHN 3 2 230.89
3 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD CAN 5 3 210.83
4 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS 4 5 209.26
5 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 2 6 208.73
6 Xiaoyu YU / Hao ZHANG CHN 6 4 207.14


◆総評
今年のファイナルは、ペアとアイスダンスもBSで放送してくれて嬉しかった。ショートは1位の組だけだが、フリーは全組放送!! 日本開催なのに男女シングルを生放送しなかったことには不満だが、カップル競技をBSで放送してくれたことはありがたいと思っている。

さて、優勝はサフチェンコ&マッソ。FSの歴代最高を更新。PCSももちろんトップ。ライストで見ていたが、演技が終わってすぐ、TESカウンターを見なくても、彼らがスイ&ハンの得点を超えるのが分かった。それくらい圧倒的な演技だった。唯一懸念材料があるとすれば「オリンピックにとっとかなくてよかったのか」ということだけである。この演技を生で見られた方々が、めっちゃ妬ましいわ~。

総合2位はスイ&ハン。彼らも素晴らしい演技だったのだが、今回ばかりはサフ&マソが良すぎた。

正直、ファイナル前は、平昌オリンピック金に向けて、スイ&ハンが一歩リードかなと見ていたのだが、本大会でその予想をサフ&マソにひっくり返された。あーもうわからんわからん。

3位はデュハメル&ラドフォード。ジャンプを見ると、本調子じゃないのかなぁという印象だったが、それでも演技をまとめて表彰台に上がれるあたり、さすがワールド二連覇を成し遂げたペア。でも、フリーのプログラムが何ともパッとしないんだよね~。このままだと五輪金メダルどころか、表彰台さえ危ういんじゃなかろうか。SPが素敵なだけに、FSも今後の進化を期待したい。

4位のストルボワ&クリモフは、徐々に調子を上げてきている印象を受ける。年末の国内選手権で二連覇を達成できるか。

5位のタラソワ&モロゾフは、まさかのFS6位でSPから順位を落としてしまった。ここで厄落としできたと思って、国内選手権の初優勝を目指し、頑張ってほしい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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