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全米2018 10日目 アイスダンスFD

全米選手権2018 リザルト
サンノゼにて開催。アイスダンスFDは、現地時間2018年1月7日(日)に行われた。
Jスポーツの放送で全員の演技を見た。特に印象に残った演技について、滑走順に感想を書いている。解説は東野章子さん、実況は小林千鶴さん。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第2グループ
5 Elliana Pogrebinsky, Peninsula SC / Alex Benoit, Skokie Valley SC エリアナ・ポグレビンスキー / アレックス・ブノワ
■SD順位:7,得点:66.41
■楽曲:I Put A Spell On You performed by Annie Lennox
Original Compostition by Hugo Chouinard
■プログラム:△
ステップのレベルは3と4。SeSt3以外は全てレベル4。
長い手足と大きな体を存分に生かしたリフトがド迫力で見ごたえがあった。
フリー101.57、総合167.98。

6 Alexandra Aldridge, Detroit SC / Daniel Eaton, Ann Arbor FSC アレクサンドラ・アルドリッジ / ダニエル・イートン
■SD順位:8,得点:61.21
■楽曲:Ain't That A Kick In The Head/Mack The Knife
■プログラム:△
ステップのレベルは3と4。
STw1はセカンドで女性の軸がぶれた。
東野さん曰く、「終盤スタミナが切れてしまったようだ」とのこと。確かに終盤リフトが3つ続くのだが、盛り上げるというよりは、あっさり終わってしまった感じだった。でも、3シーズンぶりの全米で、フレッシュかつ楽しそうに演じていてよかった。
フリー92.72、総合153.93。

7 Karina Manta, Coyotes SC of Arizona / Joseph Johnson, Broadmoor SC カリーナ・マンタ / ジョセフ・ジョンソン
■SD順位:9,得点:58.29
■楽曲:Your Song (from "Moulin Rouge" by Elton John, performed by Ewan McGregor
One Day I'll Fly Away (from "Moulin Rouge") by Randy Crawford performed by Nicole Kidman
■プログラム:×
ステップは両方レベル3。
SlLi4は何度見ても独創的ですごい。
エレメンツやプログラムの流れは良かったのだが、この目まぐるしい曲の変化がどうも…(汗)。"Your Song"と"One Day I'll Fly Away"の間を4回も行ったり来たりするんだもんな…(ため息)。ネーベルホルン杯で初めて見たとき、あまりの謎編曲に度肝を抜かれたのだが、久々に聴いたら、やはり違和感バリバリだった。
「振付師、誰だよ…」とバイオを見たら、クリストファー・ディーンだった…。て、天才のセンスって、凡人には計り知れないものがありますね…(滝汗)。
フリー92.71、総合151.00。

8 Lorraine McNamara, Peninsula SC / Quinn Carpenter, Washington FSC ロレイン・マクナマラ / クイン・カーペンター
■SD順位:6,得点:69.16
■楽曲:Anime Contro Vendo by Medialuna Tango Project
■プログラム:△
ステップは両方レベル3。
CoSp4はスカートまでうまく利用して、印象的なスピンにしていた。
滑るスピードが、これまでのカップルとは段違いに速かった。大人かっこいいタンゴで、男女の緊迫感をよく表現していた。
昨季の不調からは完全に脱したようで安心したよ~。
フリー106.03、総合175.19。

第2グループが終わった時点で、トップは、ロレイン・マクナマラ / クイン・カーペンター。


●第3グループ
9 Rachel Parsons, Washington FSC / Michael Parsons, Washington FSC レイチェル・パーソンズ / マイケル・パーソンズ
■SD順位:5,得点:72.69
■楽曲:Ghost Dances:
La Partida by Victor Jara
Sikuriadas by Inti Illimani
Quiaquenpita by Inti Illimani
■プログラム:△
ステップは両方レベル3。
STw2は、出の足をつくタイミングがずれた。
後半、鉄壁のユニゾンがちょい乱れ、ちょいバタバタしてしまったような。ま、ほんの少しなんだけども。好調時の彼らは、どうかしてるレベルでぴたっとそろえてくるので。
フリー103.38、総合176.07。現時点で総合1位。

10 Kaitlin Hawayek, Detroit SC / Jean-Luc Baker, Seattle SC ケイトリン・ホワイエク / ジャン=リュック・ベイカー
■SD順位:4,得点:73.18
■楽曲:Liebestraum by Franz Liszt arranged by Maxime Rodriguez
■プログラム:◎
全要素レベル4!!
まさに「愛の夢」といった演技。最初から最後まで、うっとりと眺め入るばかりであった。完全に昨季の悪夢を払拭したよ~!! 全米の借りを全米で返したぜ!!
フリー114.43、総合187.61。現時点で総合1位。

11 Maia Shibutani, SC of New York / Alex Shibutani, SC of New York マイア・シブタニ / アレックス・シブタニ
■SD順位:1,得点:82.33
■楽曲:Paradise by Coldplay
■プログラム:○
ステップは両方レベル3。
後半のDiSt3で、女性がまさかのスタンブルーーーーああああーーーー(泣)。
スピードがいつも以上に出ていたように感じられた。動きもキレッキレだっただけに…ステップで両方レベル4が取れなかったのも痛い…。
フリー114.60、総合196.93。現時点で総合1位。

12 Madison Hubbell, Lansing SC / Zachary Donohue, Lansing SC マディソン・ハベル / ザカリー・ダナヒュー
■SD順位:2,79.10
■楽曲:Across the Sky - Instrumental by Rag'n'Bone Man
Caught Out in the Rain by Beth Hart
■プログラム:△
ステップはレベル4と3。GOEでジャッジが全員+3を出したエレメンツが4つも。
SeSt4のフリーレッグがぴたっとそろっていた。Sp2の取りこぼしがもったいない!
スイス~イとどこまでも伸びていくスケーティングがすっっばらしかった。
フリー118.02、総合197.12。現時点で総合1位。キスクラ大歓喜☆

13 Madison Chock, All Year FSC / Evan Bates, Ann Arbor FSC マディソン・チョック / エヴァン・ベイツ
■SD順位:3,得点:77.61
■楽曲:Imagine by John Lennon
■プログラム:△
ステップのレベルは3と4。CiSt3以外は全てレベル4。GOEでジャッジが全員+3を出したエレメンツが3つ。
世界を平和をもたらしてくれそうな、慈愛に満ちた演技だった。ただ、分かりやすく盛り上がる曲ではないので、ハイライトを作るのが難しいんだよね…。見どころに欠けるというか、パンチが足りないというか…。
フリー118.99、総合196.60。総合3位に確定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、SP順位、SP得点、FS順位、FS得点、総合得点の順に記されている。
1 Madison Hubbell, Lansing SC / Zachary Donohue, Lansing SC 2 79.10 2 118.02 197.12
2 Maia Shibutani, SC of New York / Alex Shibutani, SC of New York 1 82.33 3 114.60 196.93
3 Madison Chock, All Year FSC / Evan Bates, Ann Arbor FSC 3 77.61 1 118.99 196.60
4 Kaitlin Hawayek, Detroit SC / Jean-Luc Baker, Seattle SC 4 73.18 4 114.43 187.61
5 Rachel Parsons, Washington FSC / Michael Parsons, Washington FSC 5 72.69 6 103.38 176.07
6 Lorraine McNamara, Peninsula SC / Quinn Carpenter, Washington FSC 6 69.16 5 106.03 175.19
7 Elliana Pogrebinsky, Peninsula SC / Alex Benoit, Skokie Valley SC 7 66.41 7 101.57 167.98
8 Alexandra Aldridge, Detroit SC / Daniel Eaton, Ann Arbor FSC 8 61.21 8 92.72 153.93
9 Karina Manta, Coyotes SC of Arizona / Joseph Johnson, Broadmoor SC 9 58.29 9 92.71 151.00
10 Julia Biechler, SC of Wilmington / Damian Dodge, IceWorks SC 10 54.53 10 81.84 136.37
11 Elicia Reynolds, Ice Line FSC / Stephen Reynolds, Ice Line FSC 11 40.92 11 70.00 110.92
12 Cassidy Klopstock, Centennial 7k SC / Jacob Schedl, University of Delaware FSC 12 37.16 12 52.12 89.28
13 Ashley Bain, North Jersey FSC / Oleg Altukhov, North County FSC 13 31.17 13 48.25 79.42


◆総評
ハベル&ダナヒューは、念願の全米初優勝!! おめでとう!! FDは2位だけど、PCSはトップ!!
正直、今季のFDは好みじゃないんだけど(ブルースが苦手)、彼らの良さを生かした素晴らしいプログラムだと思うので、あとはレベルの取りこぼしがないように、細部をつめていってもらいたい。

総合2位はシブタニ兄妹。SDが終わった時点で、「三連覇決まったかな」と思ったのに…。GPファイナルから良くない流れが続いていて心配だ。一度お祓いしてもらった方がいいのではなかろうか。

3位はチョック&ベイツ。FDは1位だったのだが、SDの出遅れを挽回できず。でも上位3組の三つ巴感がどんどん深まっており、総合得点は、1位と3位の差が0.52点しかないという状況。逆転も十分可能だと思う。

4位のホワイエク&ベイカーは、全ての要素でレベル4を獲得するという偉業を成し遂げた。国内選手権とはいえ、本当にすごい。トップ3の牙城を崩すのは大変だろうが、とっても素敵なカップルなので、引き続き頑張ってほしい。

5位のパーソンズ兄妹と6位のマクナマラ&カーペンターは、シニアの壁にぶつかりながらも、試合を経るごとに順調にその壁をよじ登れている感があって頼もしい。それぞれ魅力的かつ将来有望なカップルなので、同門どうし、今後も仲良く競い合っていってほしい。


◆代表
◇四大陸
ケイトリン・ホワイエク / ジャン=リュック・ベイカー
レイチェル・パーソンズ / マイケル・パーソンズ
ロレイン・マクナマラ / クイン・カーペンター

◇平昌オリンピック
マディソン・ハベル / ザカリー・ダナヒュー
マイア・シブタニ / アレックス・シブタニ
マディソン・チョック / エヴァン・ベイツ

◇世界ジュニア
クリスティーナ・カレイラ / アンソニー・ポノマレンコ
キャロライン・グリーン / ゴードン・グリーン
クロエ・ルイス / ローガン・バイ

◇ワールド
マディソン・ハベル / ザカリー・ダナヒュー
マイア・シブタニ / アレックス・シブタニ
マディソン・チョック / エヴァン・ベイツ

シニアもジュニアも国内選手権の上位3組が順当に選ばれた。
シニアは、どの組もオリンピック&ワールドのメダル候補という充実ぶり。
ジュニアのほうは、全米ジュニア初優勝のカレイラ&ポノマレンコが、世界ジュニアでロシアの表彰台独占を阻めるか。今ジュニアはロシアがめっちゃ強いので、JGPファイナル銀のカレ&ポノも油断は禁物なんだよね~。
それと、ジュニアデビューしたてのグリーン兄妹がどれだけ上位に食い込めるかということにも注目している。JGPで初めて彼らの演技を見て、「こりゃ遅かれ早かれトップにくるな~」と感じた。ローガン&バイは、JGPでは苦戦している印象だったので、全米ジュニアで3位になり、世界ジュニアに派遣されることになり、ほっとした。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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