四大陸2018 1日目 アイスダンスSD

四大陸選手権2018 リザルト
台湾の台北にて開催。アイスダンスSDは、現地時間2018年1月24日(水)に行われた。
ライストと動画、テレビ放送で全組の演技を見た。特に印象に残った演技について、滑走順に感想を書いている。
Jスポーツの解説は滝野薫さん、実況は小林千鶴さん。

プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いにすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO 小松原 美里 / ティム・コレト(日本)
■楽曲:Salsa: Ahora Quien by Marc Anthony
Rhumba: Ahora Quien by Marc Anthony
Samba: Samba do Brasil (Radio Remix) by Bellini
■プログラム:△
初出場の25歳と26歳。昨季、全日本3位。今季、NHK杯10位、全日本2位。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル2。
SlLi4はシームレスできれいだった。NtMiSt2は、二人が違う振付のときでも、ユニゾンを感じられるようになるといいのだが。
よく動けていたし、動きにキレがあるように感じられた。ただ、ラテンのわりに、ちょっと端正すぎるかも。
52.45。

2 Sarah ARNOLD / Thomas WILLIAMS サラ・アーノルド / トーマス・ウィリアムズ(カナダ)
■楽曲:Rhumba: Besame Mucho performed by Nana Mouskouri
Samba: Samba de Brasil performed by Casa Music and the Latin Drums
■プログラム:△
27歳と26歳。この組では初出場。昨季、国内選手権6位、今季、国内選手権5位。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル2。
SlLi4はなめらか。STw4はちょいズレたような。
しっとりした大人の雰囲気の前半と、リズムカルでアップテンポな後半をきちんと演じ分けていたと思う。ただ、後半もっと弾けてもいいのかなぁという気がした。
52.50でPB更新。リフトの時間超過により、減点1。

3 Chantelle KERRY / Andrew DODDS シャンテル・ケリー / アンドリュー・ドッズ(オーストラリア)
■楽曲:Rhumba: Ain't No Sunshine When She's Gone by Bill Wither
Cha Cha: Let's Get Loud by Jennifer Lopez
■プログラム:△
初出場の21歳と26歳。今季、国内選手権優勝。女性はブレンダン・ケリーの妹。男性は本大会の男子シングルにもエントリー。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル3。
わたしの目には、特にミスはないように見えたのだが、パターンやノンタッチ、ツイズルでGOEマイナスが。
二人の距離がちょっと遠いかなぁ。もそっと近くで滑れるといいのだが。
45.42でPB更新。

4 Rikako FUKASE / Aru TATENO 深瀬 理香子 / 立野 在(日本)
■楽曲:Cha Cha: Senorita Bonita by Martin Strathausen performed by Tape Five
Mambo: Tequila by Chuck Rio performed by Tape Five
Mambo: Que Rico El Mambo performed by Perez Prado
■プログラム:△
ともに20歳。初出場。昨季、全日本ジュニア二連覇、世界ジュニア13位。今季、国内選手権3位。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル2。
STw4のファーストで少しずれ、セカンドで少し離れた。
滑りも動きも小さく感じる。しかも二人の動きがぴたっと合ってない感じなんだよな~。
47.15。


●第2グループ
6 Linshu SONG / Zhuoming SUN リンシュー・ソン / ジュオミン・スン(中国)
■楽曲:Rhumba: Whatever Happens
Samba: Waka Waka
■プログラム:△
20歳と22歳。2年連続2度目の出場。結成2シーズン目。昨季、四大陸11位、今季、国内選手権2位。
パターンはレベル1。ピーエスティーはレベル2。
元気よく楽しそうに滑っていた。流れも悪くなかったと思う。わたし、「Waka Waka」好きなので、この曲で滑るカップルがいて嬉しい。
50.34。

7 Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER ヘイリー・セールズ / ニコラス・ワムスティーカー(カナダ)
■楽曲:Rhumba: La Belleza performed by Marta Sanchez
Cha Cha: Cuentame que te paso performed by Pepe & The Bottle Blondes
■プログラム:△
ともに21歳。初出場。昨季、国内選手権5位。今季、国内選手権6位。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル2。
STw4はきれい。NtCiSt2はそろっている。
うまい。これまでの組とはスケーティングのレベルが違う感じ。
滝野さん曰く、「ユニゾンがとてもいい。エッジワークや膝の使い方がとても上手。流れもスピードもあり、表現もルンバとチャチャの違いをはっきりと見せていた」とのこと。
57.21でPB更新。

8 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS キャロラーヌ・スシース / シェーン・フィルス(カナダ)
■楽曲:Samba: Bailando by Enrique Iglesias
Rhumba: El Perdedor by Enrique Iglesias
Samba: Let Me Be Your Lover by Enrique Iglesias
■プログラム:○
初出場の22歳と23歳。結成2シーズン目。昨季、国内選手権4位。今季、GPカナダ7位、国内選手権4位。男子シングル選手、リアム・フィルスの兄弟。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル2。
STw4はキレがあるし、回転が速くそろっている。StaLi4は昨季も見たけど、ポジションが独創的で驚かされる。
かぁっこいい~~☆ これまでの組とは、一蹴りの伸びもスピードも動きのキレも大きさもユニゾンも段違いであった。
65.11でPB更新。

9 Yura MIN / Alexander GAMELIN ミン・ユラ / アレクサンダー・ガメリン(韓国)
■楽曲:Samba: Despacito performed by Luis Fonsi
Rhumba: My All
Samba: Mujer Latina performed by Thalia
■プログラム:△
22歳と24歳。3年連続3度目の出場。ともにアメリカ生まれ。2015年に結成。昨季、四大陸8位、ワールド20位。今季、ネーベルホルン杯4位でオリンピック出場枠獲得、国内選手権二連覇。
パターンはレベル2。ピーエスティーはレベル3。
前半はねっとりセクシーに、後半はアップテンポな曲に乗って、チャキチャキと踊っていた。
上半身の動きがもそっと大きくゆったり動かせるようになるといいなぁ。今はちょっと小さくせかせかしているように感じるんだよね。
60.11。


●第3グループ
10 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER ロレイン・マクナマラ / クイン・カーペンター(アメリカ)
■楽曲:Rhumba: Mambo Italiano by Bob Merrill
Slow Rhumba: El Perdedor by Enrique Inglesias feat. Antonio Solis
Samba: Big Bagz by Alex Romano
■プログラム:△
初出場の18歳と21歳。2006年12月に結成。昨季、JGPファイナル3位、全米ジュニア3位、世界ジュニア7位。今季シニアデビューで、GP中国5位、全米6位。
パターンはレベル4。ピーエスティーはレベル2。
NtMiSt3は、二人の距離が近く、一定。
スピーディーな滑りの中、エレメンツが次々と流れていく。伸びやかで気持ちの良い演技だった。
キスクラにリニチュク先生がいる! お元気そうで何よりです。コーチ欄の名前にはないけど、教わってるのかな?
滝野さん曰く、「男性がリフトで、安定感を保ちながら女性のポジションチェンジを支えるときの手際がいい。どんなリフトでも軽々とこなしてしまう」とのこと。
62.83。

11 Kana MURAMOTO / Chris REED 村元 哉中 / クリス・リード(日本)
■楽曲:Cha Cha: I Like It Like That by Pete Rodriguez
Rhumba: Mondo Bongo by Joe Strummer
Samba: Batucada de Sambrasil by Estudios Talkback
■プログラム:○
24歳と28歳。3年連続3度目の出場。昨季、四大陸9位、ワールド23位。今季、NHK杯9位、GPアメリカ7位、全日本二連覇。
パターンはレベル4。ピーエスティーはレベル3。
RoLi4は、音楽の盛り上がりと相まって、派手で華やかで素敵だった。
スイス~イとよく滑っていたと思う。ラテンのくどさを出せていたのではなかろうか。特に女性がそのへんうまいな~と感じる。
滝野さん曰く、「女性のボディーのしなやかさはギフト。本当に素晴らしい。男性は今季とっても上手になっただけでなく、大人の演技ができるようになった。サンバが上手なのでもっと見ていたい」とのこと。
65.27でPB更新。いよいよ65点台に!

12 Shiyue WANG / Xinyu LIU シーユエ・ワン / シンユー・リウ(中国)
■楽曲:Rhumba: Despacito
Samba
■プログラム:○
ともに23歳。5年連続5度目の出場。昨季、ユーロ7位、ワールド16位。今季、GP中国6位、GPアメリカ8位、国内選手権優勝。
パターンはレベル3。ピーエスティーはレベル3。
STw4のセカンドで近づきすぎて、女性にミスが。男性も少しバランスを崩した。
一蹴りの伸びがあり、よく滑っていたと思う。ストップしてのダンスで、ラテンらしさをモリモリ醸し出していた。女性の表情アピールがうまい。
62.36でSB更新。

13 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER ケイトリン・ホワイエク / ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)
■楽曲:Samba: Get Busy by Sean Paul
Rhumba: Soha Mil Pasos (Kizomba Remix)
Samba: Fireball performed by Pitbull feat. John Ryan
■プログラム:○
21歳と24歳。3年ぶり2度目の出場。昨季、全米5位。今季、GPカナダ4位、GPアメリカ5位、全米4位。
パターンはレベル3。ピーエスティーはレベル3。
NtMiSt3は距離が近い。
スケーティングの素晴らしさはもちろん、ホールドが多彩ですごいな~と思った。いろんなホールドを目まぐるしくやってるんだけど、全然よどみないし、一つ一つがきれい。
演技後、キスクラまで行くとき、女性が男性の肩に腕を回して歩いていく姿がめっちゃ漢前だった。
滝野さん曰く、「サンバとルンバの雰囲気が両方伝わってきた。観客席のどこから見てもいい演技に見えると思う。特に男性のボディーラインの使い方やラテンらしい動き、シャープさ、やわらかさがとてもいい。どのポーズをとっても決まっているし、どこから写真を撮ってもいい写真が撮れると思う」とのこと。
69.08でSB更新。70点まであと少し!

14 Rachel PARSONS / Michael PARSONS レイチェル・パーソンズ / マイケル・パーソンズ(アメリカ)
■楽曲:Rhumba: Mambo Molly by Mambo Molly
Slow Rhumba: Everybody's Got To Learn Sometime by Zuchero
Mambo: Congo Crazed by Mambo Molly
■プログラム:△
初出場の20歳と22歳。2010年2月に結成。昨季、JGPファイナルと全米ジュニア、世界ジュニアにて優勝。今季、GPロステレ7位、GPアメリカ9位、全米5位。
パターンはレベル3。ピーエスティーはレベル3。
スピードをガンガン出しながらグイングイ~ンと滑っていたのだが、最後、STw2で二人ともミス! ファーストで女性が、セカンドで男性がバランスを崩した。ギャー!!(泣)
…あのさ…最後のエレメンツでツイズルやるのやめない…? ハイリスク過ぎやしないか(泣)。
60.18。


◆SD順位
左から順位、名前、国名、得点、クオリファイの順に記されている。
1 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER USA 69.08
2 Kana MURAMOTO / Chris REED JPN 65.27
3 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS CAN 65.11
4 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER USA 62.83
5 Shiyue WANG / Xinyu LIU CHN 62.36
6 Rachel PARSONS / Michael PARSONS USA 60.18
7 Yura MIN / Alexander GAMELIN KOR 60.11
8 Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER CAN 57.21
9 Sarah ARNOLD / Thomas WILLIAMS CAN 52.50
10 Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO JPN 52.45
11 Linshu SONG / Zhuoming SUN CHN 50.34
12 Rikako FUKASE / Aru TATENO JPN 47.15
13 Chantelle KERRY / Andrew DODDS AUS 45.42
14 Matilda FRIEND / William BADAOUI AUS 33.09


◆総評
ユーロの生放送で、東野さんの解説をじっくり聞いたおかげで、ようやくパターンとピーエスティーの区別がつくようになった(苦笑)。ありがとう、東野さん☆

さて、今季の四大陸は日本から3組も派遣!! キャー!! 念願かなってほんと嬉しいよ~!!

北米は、オリンピックに出場するトップ3組が出ていないのだが、アメリカはそれでも出場3組すべてが世界ジュニアチャンピオンという層の厚さよ。

SD1位はホワイエク&ベイカー。TESもPCSもトップ。やはりこの出場組の中では頭一つ抜けた印象を受ける。

2位は、われらが哉中&クリス!! チャンピオンシップのスモールメダル獲得!! もし表彰台に上がれたら、歴史を作ることになるよね!? ぐっは~、緊張する!!

3位はスシース&フィルス。見るたびにうまくなってる気がする。PCSが2位なのも納得。

10位の小松原&コレトと12位の深瀬&立野は、上とも下ともあまり点差が離れてないんだよね~。FDで上にも下にもなり得るので、ぜひとも良い演技を披露して、上の順位になってほしい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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