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平昌オリンピック2018 団体戦1日目 ペアSP

平昌オリンピック2018 リザルト
韓国の平昌にて開催。団体戦のペアSPは、現地時間2018年2月9日(金)に行われた。
テレビ放送で全員の演技を見た。特に印象に残った演技について、滑走順に感想を書いている。
解説は河合彩さん、実況は中村光宏アナ。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。

プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 KIM Kyueun / KAM Alex Kang Chan キム・キュウン / カム・アレックス・カンチャン(韓国)
■楽曲:Historia De Un Amor
■プログラム:△
昨季、国内選手権3位、四大陸15位。今季、国内選手権優勝。練習拠点はカナダのモントリオール。
昨季から継続のプログラム。
2Tw2はまずまず。スロー3Sはお手つき。3Sはそろってクリーンに着氷。3Li3はGOEマイナス。回転が少しスムーズさに欠けたか。PCoSp4は少しトラベリング。StSq3はサイドバイサイドの距離が近くてよかった。
デススパイラルで大歓声が上がり、驚く。他ではまず聞いたことがない。韓国のお客さんはデススパイラルが好きなのかなと思ったけど、他の組ではそうでもなかったので、地元のペアだからか。
今季、彼らの演技を見るのは初めてだったが、昨季よりユニゾンも音楽表現も非常に上達していた。自分たちの力を十分発揮できたのではなかろうか。
52.10。

2 CONNERS Paige / KRASNOPOLSKI Evgeni ペイジ・コナーズ / エフゲニー・クラスノポルスキー(イスラエル)
■楽曲:Ghost (musical)
■プログラム:△
2017年の春に結成。女性は2017年世界ジュニアのシングルに出ていた。今季、国内選手権優勝、ユーロ9位。17歳と29歳。
3Tw2はちょっと抱え気味に見えたが、GOE減点なし。3TはOK。スロー3LzはOK。StSq3で女性が転倒。
ステップで思いがけない転倒があったが、他は良かったと思う。結成1年目で、もうトリプルツイストできるんだもんな~。将来が楽しみだ。
54.47。応援席ではっちゃけてるビチェンコ(笑)。2度目のオリンピックを存分に楽しんでますな。

3 SUZAKI Miu / KIHARA Ryuichi 須崎 海羽 / 木原 龍一(日本)
■楽曲:Yuri on Ice (soundtrack) by Taro Umebayashi
■プログラム:○
昨季、全日本2位、四大陸13位。今季、NHK杯8位、全日本優勝、四大陸8位。
3Lzは男性がこらえた。入りの動きが少し違う。3Tw1は抱えてしまった。スロー3Sはまずまず。
スピードに乗って、のびのびとよく滑っていた。やわらかで美しい音色をよく表現できていたと思う。今季ベストの演技だったのではなかろうか。
57.42でPB更新。キスクラ大喜び。


●第2グループ
4 SCIMECA KNIERIM A / KNIERIM C アレクサ・シメカ・ケネリム / クリス・ケネリム(アメリカ)
■楽曲:Come What May (Moulin Rouge soundtrack)
■プログラム:○
昨季、四大陸6位、ワールド10位。今季、NHK杯及びGPアメリカ5位、全米優勝。
3Tw3は高い。3Sはクリーンに着氷!! PCおSp4は回転が速く、きれい。スロー3Fは高さと流れがある。StSq4は丁寧だが、もそっとスピードがほしい。3Li4は下ろすときにバランスを崩した。
んもーー!! せっかくソロジャンプクリーンに決まったのに!! 何でリフトでミスしちゃうかなあぁぁぁもったいないーーーー!!(ムンクの叫び)
でも、他はとても素晴らしかった。二人が光り輝いていて見えた。
69.75でSB更新。

5 YU Xiaoyu / ZHANG Hao シャオユー・ユー / ハオ・ジャン(中国)
■楽曲:Swan Lake by Petr I. Tchaikovski
■プログラム:○
2016年の春に結成。昨季、GPファイナル2位、四大陸4位、ワールド4位。今季、GP中国及びGPアメリカ2位、GPファイナル6位、国内選手権優勝。
振付はローリー・ニコル。
3Tの予定が、女性がダブルになり、お手つき。3Tw4は素晴らしい。FiDs4は即座にポジションをとる。StSq4の間にダンスリフトが入るのが、曲想にマッチしていてとっても素敵☆ スロー3Loは高さと流れがある。
全要素レベル4獲得。このペアはほんと取りこぼさないよな~。
女性がほんと白鳥のよう。やわらかく優雅な動きが美しい。
69.17。

6 DELLA MONICA N / GUARISE M ニコル・デッラ・モニカ / マッテオ・グアリゼ(イタリア)
■楽曲:Magnificat by Marco Frisina performed by Mina
■プログラム:△
2011年に結成。昨季、ユーロ8位、ワールド13位。今季、GP中国4位、GPフランス3位、国内選手権三連覇。ユーロ6位。
3Sは跳ぶタイミングが少しずれた。3Tw2は抱え気味に見えたが、GOEプラス。スロー3Loは両足着氷。FiDs4は即座にポジションをとる。
抒情的で雄大さを感じる演技だった。
67.62。


●第3グループ
7 JAMES Vanessa / CIPRES Morgan ヴァネッサ・ジェイムズ / モーガン・シプレ(フランス)
■楽曲:Make It Rain by Foy Vance performed by Ed Sheeran arranged by Maxime Rodriguez
■プログラム:○
2010年9月に結成。昨季、GPフランス3位、国内選手権五連覇、ユーロ3位、ワールド8位。今季、GPカナダ3位、GPフランス2位、ユーロ4位。
3Tw3はよかった。3Sの予定が、男性がダブルに。スロー3Fはこらえた。
音の緩急をよく表現していた。かっこいい~。
68.49。

8 DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric メーガン・デュハメル / エリック・ラドフォード(カナダ)
■楽曲:With Or Without You by U2 performed by April Meservy ft. Aaron Edson
■プログラム:○
昨季、GPファイナル3位、四大陸2位、ワールド7位。今季、GPカナダ優勝、GPアメリカ3位、GPファイナル3位、国内選手権七連覇。
3Tw2はよかった。3Lzは男性の足がかすった。スロー3Lzはふわっとクリーンに着氷。FiDs4は即座にポジションをとる。
穏やかでエレガント、エフォートレスな演技だった。心洗われるような、心癒されるような。
76.57。

9 SAVCHENKO Aljona / MASSOT Bruno アリオナ・サフチェンコ / ブルーノ・マッソ(ドイツ)
■楽曲:That Man performed by Caro Emerald
■プログラム:◎
2014年の春に結成。昨季、GPロステレ及びフランス優勝、ユーロ2位、ワールド2位。今季、GPカナダ2位、GPアメリカ優勝、GPファイナル優勝。
3Tw4はたっかい。場内からもどよめき。3Sはバッチリ☆ スロー3Fは転倒。
エフォートレスでシームレス。小粋で洒脱なプログラムをみごとに演じていた。特にStSq3は最高。最高オブ最高。
75.36。

10 TARASOVA Evgenia / MOROZOV Vladimir エフゲーニャ・タラソワ / ウラジミール・モロゾフ(OAR)
■楽曲:Piano Concerto No. 2 by Sergei Rachmaninov
■プログラム:△
2012年に結成。昨季、GPファイナル優勝、国内選手権2位、ユーロ優勝、ワールド3位。今季、GPロステレ及びフランス優勝、GPファイナル5位、国内選手権優勝、ユーロ優勝。
3Ts4は高い。3Tはバッチリ☆ スロー3Loの飛距離と流れが凄い。PCoSp4の回転が速く美しい。
全要素でレベル4獲得。
スピーディーな滑りの中に、非常に質の高いエレメンツが溶け込んでいる。
素晴らしい演技であればあるほど、最後の最後、全てをぶった切る編曲への失望感が増してしまうという苦しみよ…(ため息)。
80.92でPB更新。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 TARASOVA Evgenia / MOROZOV Vladimir OAR 80.92
2 DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric CAN 76.57
3 SAVCHENKO Aljona / MASSOT Bruno GER 75.36
4 SCIMECA KNIERIM A / KNIERIM C USA 69.75
5 YU Xiaoyu / ZHANG Hao CHN 69.17
6 JAMES Vanessa / CIPRES Morgan FRA 68.49
7 DELLA MONICA N / GUARISE M ITA 67.62
8 SUZAKI Miu / KIHARA Ryuichi JPN 57.42
9 CONNERS Paige / KRASNOPOLSKI Evgeni ISR 54.47
10 KIM Kyueun / KAM Alex Kang Chan KOR 52.10


◆総評
韓国のお客さんは、ペアの演技をあまり見たことがないのか、エレメンツごとに「おお~!」とか歓声が上がっていて、雰囲気よさそう。

天井カメラは相変わらずひどい…。ペアスピンやデススパイラル、リフトで真上から撮るの、ほんとやめてほしいわ~。出来が良いのか悪いのか分からなくなっちゃうじゃん!!(泣)

さて、SP1位はタラソワ&モロゾフ。TESもPCSもトップ。スケーティングはギュインギュイン、動きはキレッキレだった。今こんなに絶好調で、個人戦大丈夫なのかと余計なお世話的心配をしてしまうほどである。

2位はデュハメル&ラドフォード。彼らの演技を見て、何かがしみじみと心に染み渡ってきたのだが、その何かがうまく説明できない。美しさ…と言えばそれも間違ってはいないのだけれど、それだけではなく…二人の間に流れる愛情や信頼感、敬意…も含めての「何か」で、すごく心揺り動かされた。

3位はサフチェンコ&マッソ。PCSはタラソワ&モロゾフと僅差の2位。スロージャンプの転倒は残念だったが、表現はより一層深まり、見ていてどうにかなりそうだった。どうにかっていうのは、「ギャー!! サイコー!!」と叫ぶとか、床をゴロンゴロン転げまわりたくなるとかである。近所迷惑な行動なのでもちろん我慢したが(爆)。

4位はシメカ&ケネリム。どこまでも澄み切った空を仰ぎ見るような心地になる、すっっばらしい演技だったのだが、リフトでまさかのミス!! まぁクリーンだったとしても、3位のサフチェンコ&マッソを抜くのは難しかったと思うのだが、ソロジャンプがなかなか決まらない組なので、クリーンな演技、見たかったのに…。


◆1日目の団体戦順位
左から順位、国名、国名コード、総合ポイントの順に記されている。
1 Canada CAN 17
2 United States of America USA 14
3 Japan JPN 13
4 Olympic Athlete from Russia OAR 13
5 Israel ISR 11
6 People's Republic of China CHN 10
7 Italy ITA 10
8 Germany GER 10
9 Republic of Korea KOR 6
10 France FRA 6

日本は男子もペアも、できうる範囲で最高の順位になり、最高のスタートを切ったと言えよう。木原くんがキスクラであんなに喜ぶところ、めったに見たことない。よっぽど嬉しかったんだな~。

ショートで上位5位まではいった国がフリーに進めるそうだが、ロシアとカナダ、アメリカは当確として、日本もまぁ大丈夫そう、残る一か国はどこになるのか。女子とアイスダンスが強いところとなると…イタリアだろうか。中国は男子とペアのエースを、フランスはアイスダンスのエースを出さず、言い方は悪いけど、団体戦は捨てにきてるもんなぁ。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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