JGPリガ杯2017 2日目 ペアFS

JGPリガ杯 リザルト
ラトビアのリガにて開催。ペアFSは、現地時間2017年9月8日(金)に行われた。
ライストと動画で、全組の演技を見た。特に印象に残った組の演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Chloe CHOINARD / Mathieu OSTIGUY クロエ・シュイナード? / マチュー・オスティギー(カナダ)
■SP順位:9,得点:41.21
■楽曲:Waltz for Peppy (from "The Artist" soundtrack) by Ludovic Bource
The Artist Ouverture (from "The Artist" soundtrack) by Ludovic Bource
Comme un Rosée de Larmes by Ludovic Bource
My Suicide (from "The Artist" soundtrack) by Ludovic Bource
■プログラム:?
違う曲が流れて、演技が始まるまでに時間がかかった。
3T+2TはOK。スロー3Loはまずまず。FCCoSp3は回転が少しズレた。2Aもまずまず。スロー3Sは転倒。
ソロスピンの後、音楽が消えてしまい、演技中断。トラブルが2回あったにも関わらず、最後まで笑顔で頑張ったよ~。えらいよ~。
結成して間もないだろうに、ユニゾンも悪くないし、二人で滑っている感じも良いので、どうか末長く続けてほしい。
フリー80.06、総合121.27。

2 Greta CRAFOORD / John CRAFOORD グレタ・クラフォールド / ジョン・クラフォールド(スウェーデン)
■SP順位:12,得点:38.88
■楽曲:(バイオに未掲載)
■プログラム:?
スロー3Sは両足着氷。2A<<は二人とも転倒。FCCoSp4は少し回転がずれた。2Lzで男性が転倒したため、連続ジャンプにならず。スロー2Loはまずまず。
ペアのエレメンツはまだまだこれからな感じなんだけど、序盤、二人で絡んで踊っているところに光るものを感じるので、頑張って続けてほしい。
フリー63.36、総合102.24。

3 Edita HORNAKOVA / Radek JAKUBKA エディタ・ホルナコワ / ラデク・ヤクブカ(チェコ)
■SP順位:11,得点:39.82
■楽曲:The Wizard of Oz by E. Y. Yip Harburg
■プログラム:?
2Fはまずまず。スロー2SはOK。2Lz<<は女性がステップアウトし、連続ジャンプにならず。スロー2Lzは手をついた。
まだ難度の高い技はできないけど、今自分たちにできることを一つ一つ丁寧にやっている印象を受けた。
滑りがきれいだな~と思う。背中がきちんと伸びていて、姿勢がきれいだからそう感じるんだろうか。
フリー70.67、総合110.49。

4 Riku MIURA / Shoya ICHIHASHI 三浦 璃来 / 市橋 翔哉(日本)
■SP順位:10,得点:40.08
■楽曲:Warsaw Concerto by Richard Addinsel
■プログラム:〇
二人とも、ぐっと大人っぽく見える。
2T<<は男性が手をつき、連続ジャンプにならず。スロー3Loはフリーレッグがついた。FCCoSp3は、二人の距離が離れている。2Aはよかった。3Liは、上げる際ぐらつき、途中で下ろしてしまって、ノーバリュー。スロー3Sは両足着氷。
ミスはいろいろあったのだが、二人がただ並んで滑っているだけで、素敵な雰囲気を出せるようになったと思う。
フリー74.23、総合114.31で、FSはPB更新。


●第2グループ
5 Anastasiia SMIRNOVA / Artem DARENSKYI アナスタシーア・スミルノワ? / アルチョム・ダレンスキー(ウクライナ)
■SP順位:8,得点:44.25
■楽曲:(バイオに未掲載)
■プログラム:?
3Tw1は高さがあったが、少し抱えてしまったかも。スロー3Sは転倒。2Lo+2Tは女性がバランスを崩した。BoDsBは、2回転くらいしか回ってなくて、レベル取れるのかなと心配したら、やはり取れていなかった。スロー2Fは着氷が流れなかった。コレオは、スパイラルのポジションやラインがそろっていてきれい。フレーズに動きがピタッと合うと、さらに映えると思う。1Lzは、二人とも着氷が乱れた。FCCoSp4は、入りがずれた。
よく滑っていた。二人ともポジションやラインがきれいなので、バレエ音楽は合っていると思うのだが、今はエレメンツをこなすので精一杯で、BGMっぽかった。
フリー73.75、総合118.00。

6 Cleo HAMON / Denys STREKALIN クレオ・アモン / デニス・ストレカリン(フランス)
■SP順位:7,得点:45.12
■楽曲:
■プログラム:〇
2人とも黒のおそろい。女性もパンツルックでクール☆
2A+2T+2Tはまずまず。3Tは男性が着氷が乱れた。スロー3Loは転倒。スロー3Sは両足着氷。3Liは上げそこない、ノーバリュー。PCoSpは、バランスを崩し、ノーバリュー。
スローの前にダンスリフトが入ってて、とても素敵なんだけど、肝心のスローを失敗してしまうと、せっかく難しいことをしていても、減点されちゃうんだよね…。つなぎをシンプルにしてエレメンツをミスなくまとめた方がいいのかなぁとも思ったり。
フリー73.06、総合118.18。

7 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD イヴリン・ウォルシュ / トレント・ミショー(カナダ)
■SP順位:5,得点:50.15
■楽曲:Can't Help Falling In Love by Hugo Pereth
■プログラム:〇
3Tw2
3Tw2は、GOEマイナス。3T+2Tはよかった。スロー3Sもよかった。2Aは女性がバランスを崩した。スロー3TはOK。コレオのダンスリフトが情感たっぷりでうっとりさせられる。PCoSp4は回転が速い。フィニッシュがこれまた素敵☆
こういうしっとりした音楽を滑りこなせるジュニアのペアは貴重!! めっちゃ貴重!! いや~、心の琴線をじゃんじゃらかき鳴らされたわ~☆
フリー103.58、総合153.73で、どちらもPB更新。

8 Kseniia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV クセニヤ・アハンテワ? / ヴァレリー・コレソフ(ロシア)
■SP順位:6,得点:46.26
■楽曲:Kungfu Panda (soundtrack)
■プログラム:?
3Tw3は高さがある。スロー3Sは素晴らしい。3T<は女性が転倒。3S<は、女性が連続ジャンプにできず。スロー3Loは転倒。FiDs3は、女性の体がつぶれてしまった。
カンフーっぽい振付が散りばめられていて、個性的でおもしろいプログラムなんだけど、使用曲の数々が、「よりによってそれ!?」と問い詰めたくなるチョイス(苦笑)。「カンフーパンダ」の映画、見たことないけど、もっと素敵な曲あるんじゃないかな~?
フリー83.27、総合129.53。

第2グループが終わった時点で、トップはイヴリン・ウォルシュ / トレント・ミショー(カナダ)。


●第3グループ
9 Laiken LOCKLEY / Keenan PROCHNOW レイケン・ロックリー? / キーナン・プロクナウ?(アメリカ)
■SP順位:4,得点:52.64
■楽曲:Les Retrouvailles by Yann Tiersen
■プログラム:〇
小芝居からスタート。女性がロボットか人形なのかな。男性がポンと軽くたたいたとたん、動き出した。
2A+2Tはまずまず。3S<は二人とも着氷で乱れた。3Tw4は高くてスムーズ。スロー3Loはこらえた。FCCoSp4は、回転が速く、そろっている。スロー3Sはこらえた。PCoSp3は、SPでも見られた独創的なポジション。コレオの動きは速く、鮮やかだったが、二人の動きがズレていたので、これが合ってくると、すごく引き立つと思う。
フリー98.63、総合151.27で、どちらもPB更新。現時点で総合2位。

10 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ / ハーリー・ウィンザー(オーストラリア)
■SP順位:3,得点:55.44
■楽曲:
■プログラム:△
3Tw4は高さがあり、流れも良かった。3Sの予定がダブルに。3Tは、女性が足と手をつき、連続ジャンプにできず。スロー3LzはOK。FCCoSp4は、回転が速く、そろっている。スロー3Sは素晴らしかった。ペアスピンで男性が足をついてしまい、ノーバリュー。
ちょいバタバタしてるとこがあったが、それは今後の伸びしろということで。終盤、「マスク」の超有名な曲になるが、そこで一段ギアを上げられるといいなぁ。現時点では男性が疲労困憊っぽい。頑張れ。
フリー96.06、総合151.50。現時点で総合2位。

11 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV アポリナリーヤ・パンフィロワ / ドミトリー・リオロフ?(ロシア)
■SP順位:2,得点:55.99
■楽曲:Alice's Theme (from "Alice in Wonderland" soundtrack) by Danny Elfman
■プログラム:△
一目で「不思議の国のアリス」をやるんだなってわかる衣装。この組は、ほんと衣装が素敵だな~☆
3Tw4は高い。女性のスカートがふわっとくるくる回るのアガる。2Aは跳ぶタイミングがずれた。スロー3Loは、飛距離と高さがあり、素晴らしい。FiDs4は、回転がゆっくりに。2F+1Loは、二人が離れている。スロー3FはOK。FCCoSp4は、回転がズレたが、途中で修正。PCoSp4は、回転が速く、そろっている。
すべての要素でレベル4獲得。2AでGOEマイナスされた他は、減点なし。すごい。
疾走感がある。スピーディーに、よく滑っていたと思うんだけど、音楽がちょいBGMになっちゃったかなぁ。
フリー101.52、総合157.51。現時点で総合1位。

12 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII アレクサンドラ・ボイコワ / ドミトリー・コズロフスキー(ロシア)
■SP順位:1,得点:56.12
■楽曲:The Nutcracker by Petr I. Tchaikovski
■プログラム:〇
うわ、男性がまごうことなき王子衣装。
3Loと3Tで女性が転倒。3Tw4は高い。FCCoSp4は、回転が途中からずれた。コレオのスパイラルが美しい。スロー3Loは両足着氷。スロー3Sは、足をついた。PCoSp4は、回転が速かったが、足換え後ぎこちなくなってしまった。
終盤、音楽が大盛り上がりなので、スロー2つが決まったら、爽快感、半端ないだろうな~。
フリー97.81、総合153.93。総合2位に決定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、得点、SP順位、FS順位の順に記されている。
1 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV RUS 157.51 2 2
2 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII RUS 153.93 1 4
3 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD CAN 153.73 5 1
4 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR AUS 151.50 3 5
5 Laiken LOCKLEY / Keenan PROCHNOW USA 151.27 4 3
6 Kseniia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV RUS 129.53 6 6
7 Chloe CHOINARD / Mathieu OSTIGUY CAN 121.27 9 7
8 Cleo HAMON / Denys STREKALIN FRA 118.18 7 10
9 Anastasiia SMIRNOVA / Artem DARENSKYI UKR 118.00 8 9
10 Riku MIURA / Shoya ICHIHASHI JPN 114.31 10 8
11 Edita HORNAKOVA / Radek JAKUBKA CZE 110.49 11 11
12 Greta CRAFOORD / John CRAFOORD SWE 102.24 12 12


◆総評
優勝は、本大会のベストドレッサー賞を差し上げたい、パンフィロワ&リオロフ。ロシアの衣装って、どちらかというとビミョ~だったり奇抜だったりするイメージが強いけど、ポゴさんとか、素敵な人は素敵なのよね。JGP初出場にして初優勝、おめでとう!!

総合2位は、ボイコワ&コズロフスキー。芸術性の高いFSを作ってきてくれたんだけど、今回はミスがいくつか出てしまい、優勝を逃した。SPもFSも、「今季こそ世界ジュニアで優勝するぜ!!」という強い意思を感じるプログラム。完成形を見るのが楽しみだ。

3位はウォルシュ&ミショー。FSは1位!! 昨季、結成1年目からしてすでに、「ロマンティックなオーラを感じる…ぜったいわたしの好きなタイプだ!!」と目をつけていたのだが、今季、2年目に入り、その直感がまったくもって正しかったと証明された。イエーイ☆(笑)

4位はアレクサンドロフスカヤ&ウィンザー。昨季の世界ジュニア王者が、JGPファイナル進出に、早くも黄色信号である。今回の演技を見て、仕上がりが遅れているのかなぁという印象を受けたのだが、戦略として意図的にそうしているのか、あるいは怪我か病気で仕方なくそうなっているのか…。

5位はロックリー&プロクナウ。昨季の演技は、正直まったく覚えていないのだが、たぶん、ものすごくうまくなったんだと思う。ジュニアはエレメンツをこなすことで精いっぱいで、音楽がBGMと化している組も多いのだが、この組は、きちんと演じることができている。

10位の三浦&市橋は、SP同様、ミスが多かったけど、昨季より着実にうまくなっているのが感じられた。あとは練習でできていることを、本番でもできるようになれば。

11位のホルナコワ&ヤクブカは、ペアとしてはまだまだこれからといった感じなんだけど、一所懸命がんばって滑っている姿が、ほんとかわいい。頑張ってほしい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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