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JGPブリスベン 2017 1日目 男子SP

JGPブリスベン リザルト
オーストラリアのブリスベンにて開催。男子SPは、現地時間2017年8月24日(木)に行われた。
ライストで、全員の演技を見た。特に印象に残った選手の演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Joseph PHAN ジョセフ・ファン(カナダ)
■楽曲:The Best Is Yet to Come by Michael Buble
■プログラム:△
昨季、国内選手権11位。
歓声がすごい。ここはカナダか。
3F+3TはOK。3Aは転倒。3LzタノはOK。跳ぶ前にいろいろ複雑な動きを入れた上に、両手を上げて跳んでいた。
スピンとステップは全てレベル4。すごい。
おっきくなったなぁ。相変わらずスピンが上手い。3Aは転倒してしまったけど、回転は足りていた。もう少しでクリーンに着氷できそう!
振り付けは、まだこなれてない感じ。滑りこなしたらきっとかっこいいプログラムなので、頑張ってほしい。
69.30。

2 Eric SJOBERG エリック・ショーベルグ(アメリカ)
■楽曲:Trio Elegiaque No. 1 by Sergei Rachmaninov
■プログラム:△
昨季、全米ジュニア4位。
2Aはステップアウト。3F+2Tのセカンドで手をつき、流れが止まったため、転倒扱いに。3Lzはジャンプ自体は悪くなかったと思うんだけど、直前までステップが入っていなかったからかGOEマイナス。
スピンのレベルは4、3、3。ステップはレベル2。
オシャレなジャズナンバーに合った、かっこいい振付のプログラムだと思うのだが、今はエレメンツをこなすだけで精一杯な感じ。ぜひとも滑りこなしてほしい。
53.69。

3 木科 雄登(日本)
■楽曲:Danse Macabre by Camille Saint-Saens
■プログラム:△
昨季、全日本ジュニア4位、全日本16位。
体つきがしっかりしてきたなぁ。
2Aはまずまず。3Lzは!がつき、減点された。3Lo+3T<は着氷でぐらっとしたためGOEマイナス。
スピンは全てレベル4。でも回転がゆっくりで、質があまり良くなかった。FSSp4はGOEマイナス。ステップはレベル3。曲想に合っていて、かっこよかった。
ちょい動きが重いというか、体に余計な力が入っている印象を受ける。もそっとラク~に滑れたらいいのになぁ。
59.99。

5 Donovan CARRILLO ドノヴァン・カリーヨ(メキシコ)
■楽曲:Capone by Ronan Hardiman
■プログラム:△
昨季、世界ジュニア27位。
背が伸びたなぁ。イケメン度が増している。うさんくさい微笑み(笑)からスタート。
3Fで着氷が乱れ、連続ジャンプにできず。2Aはよかった。3Lzタノは転倒。
スピンのレベルは4、3、3。スピンのポジションが多彩でおもしろかった。ステップはレベル3。
ジャンプでミスはあったものの、人を惹きつける演技に磨きがかかっており、観客を大いに沸かせていた。
51.61。


●第2グループ
6 Yamato ROWE ヤマト・ロウ(フィリピン)
■楽曲:Straighten Up and Fly Right by Guy Chambers performed by Robbie Williams
■プログラム:△
バイオによると、生まれと練習拠点はアメリカ。2015~16シーズン、ジュニアの国内選手権で12位と表記されているのだが、おそらく全米ジュニアでの順位と思われる。
今季、JGPデビュー。
2Aはまずまず。3Fは転倒したため、連続ジャンプにできず。1Lzはノーバリュー。
スピンのレベルは4と1V。CSpの途中で足をついてしまい、ノーバリュー。他2つもGOEマイナス。ステップはレベル3。
エレメンツでたくさんミスが出てしまったけど、曲想をよく表現していて、躍動感を感じた。
34.93。

7 James MIN ジェームズ・ミン(オーストラリア)
■楽曲:What A Wonderful World performed by One Republic
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権優勝、世界ジュニア29位。
3F+3Tはまずまず。3Aは着氷が乱れた。3Lzは加点なし。
スピンのレベルは4、3、4。CCSp4は減点。ステップはレベル3。体を大きく使って丁寧に表現していた。
ミンくんも、いよいよ3A跳べるようになったんだな~。身長も伸びて、大人っぽくなり、しっとり&ゆったりした曲想を心を込めて演じていた。
62.46でPB更新。前のPBが53.72だから、9点近くもアップだよ!! そりゃミンくんも口ぽか~んのままになっちゃうよ!!(笑) おめでとう!!

8 Alexei KRASNOZHON アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)
■楽曲:Korobushka by Nikolai Nekrasov, performed by Bond
■プログラム:△
昨季、JGPファイナル5位、全米ジュニア優勝、世界ジュニア8位。
3LzはOK。3Aは着氷でぐらっと。3F+3Loはバッチリ。セカンドループはやっぱ燃えるわ~☆☆
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
総合的にぜんぶ上手くなっている。終盤、激しい曲想に変化するのだが、そこをよく表現できていた。
75.04。これまでとは別格の高得点が出た!! うん、別格の演技だったもんな~。

9 Roman SAVOSIN ロマン・サヴォシン(ロシア)
■楽曲:Music Selection by Hugues Le Bars
■プログラム:△
昨季、JGPファイナル4位、ジュニアの国内選手権8位。
まぁサヴォシンも大きくなって…!!
3Aはまずまず。3Lzタノはヒヤッとした。3Lo+3Tはまずまず。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
今季もまた個性的な音楽を選んできたなぁ。表現するの難しそうだけど、メリハリをつけて、よく表現していたと思う。
68.68。

10 Harrison BAIN ハリソン・ベイン(ニュージーランド)
■楽曲:Unforgettable performed by SIA
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権2位。
2Lzはまずまず。3S<は着氷が乱れ、連続ジャンプにできず。2Aはちょい減点。
スピンのレベルは3、3、4。FSSp3は、少しよろけてバランスを崩してしまったが、他2つでは、柔軟性を生かした個性的なポジションが見られ、最後にI字スピンを見せてくれた。ステップはレベル2。ちょこっとGOEマイナス。
おお~、去年よりかなり上達してる~!! 感動!! 動きがエレガントで洗練されたし、滑りも良くなったんじゃなかろうか。
40.48でPB更新。5点以上もアップ!!


●第3グループ
12 山隈 太一朗(日本)
■楽曲:Diablo Rojo Area 52 Version by Rodrigo y Gabriela & C.U.B.A.
■プログラム:△
昨季、全日本ジュニア8位。
昨季から続行のプログラム。
3Aは転倒。回転は足りていた。3F+3T<<はセカンドでステップアウト。2Lzは!が付き、バランスを崩した。
スピンのレベルは3、3、4。CCSp3でちょこっと減点。ステップはレベル2。情熱的で激しい曲想をよく表現していたが、終盤疲れが見えた。
一つ一つの動きがもっと洗練されてくると、さらに素敵なプログラムになりそう。
50.05。

13 Daniel GRASSL ダニエル・グラッスル(イタリア)
■楽曲:Smile by Nat King Cole
Charlie Chaplin: City Lights (soundtrack)
(バイオの曲名、SPとFSが逆に記載されてる…)
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権優勝。
「ちっちゃい!! かわいい!! 美少年!!」だったグラッスルが、背が伸びてハンサムになってる!! かわいくて美少年なのは変わらないけど!! 別人みたい!!
3A<<は両足着氷。3F+3Tはまずまず。3Lzタノもまずまず。
スピンのレベルは4、3、4。CCSp4とCCoSp4はスピンのポジションが独創的で素敵☆ 加点もたくさんもらえている。ステップはレベル3。
筋力がついたのか、滑りが力強くなった気がする。少々粗っぽいんだけど、魅力的な演技なんだよね~。
62.35でPB更新。6点以上アップ!!

14 Egor RUKHIN イゴール・ルキン?(ロシア)
■楽曲:Earth Song (Immortal version) by Michael Jackson
■プログラム:×
昨季、ジュニアの国内選手権11位。今季、ジュニアデビュー。
昨季、「ちっちゃい!! かわいい!! 美少年!!」だった選手が次々卒業していく中、今季、新たに入学してきたのがこのイゴールくん(笑)€。かわゆい☆
3F+3Tと3Lzタノはまずまず。2Aは両手をついて流れが止まってしまったため、転倒扱いになったもよう。
スピンのレベルは3、3、4。柔軟性を生かしたポジションが見られた。ステップはレベル3だが、バランスを崩したところがあり、GOEマイナス。
…う~ん…エテリ先生の教え子だけあって、上手なんだけど…彼にはもっと合う選曲、プログラムがあるんじゃなかろうか。うまいだけにもったいない気がする。
57.51。減点2は転倒によるもの。「え、2Aが転倒扱いになったのは分かるけど、他にあったっけ?」と思って演技を見返したら、最後のポーズでバランスを崩して両手をついちゃったんだよね。あれが転倒扱いか~。厳しいな~。

16 Darian KAPTICH ダリアン・カプティシュ(オーストラリア)
■楽曲:In the Mood
Boogie Woogie Maxine
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権2位。
3Lzは直前のステップがなかったからか、GOEマイナス。3T+3T<は両足着氷。2Aはまずまず。
スピンとステップは全てレベル3。スピンは全てGOEマイナス。
地元の選手だけあって、場内大盛り上がり。
めっちゃ明るい子なんだろうな~。エレメンツの質はまだまだこれからな感じだけど、心から楽しんで演じているのが伝わってきた。
49.99でPB更新。13点以上アップ!!


◆SP順位
SPが終わって、順位は下記のとおり。左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Alexei KRASNOZHON USA 75.04
2 Joseph PHAN CAN 69.30
3 Roman SAVOSIN RUS 68.68
4 James MIN AUS 62.46
5 Daniel GRASSL ITA 62.35
6 Yuto KISHINA JPN 59.99
7 Egor RUKHIN RUS 57.51
8 Eric SJOBERG USA 53.69
9 Donovan CARRILLO MEX 51.61
10 Taichiro YAMAKUMA JPN 50.05
11 Darian KAPTICH AUS 49.99
12 Harrison BAIN NZL 40.48
13 Giuseppe TRIULCIO AUS 38.55
14 Pagiel Yie Ken SNG SGP 36.33
15 Yamato ROWE PHI 34.93
WD Calvin PRATAMA INA
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◆総評
クラスノジョンとサヴォシンの一騎打ちになるのかな~と予想していたのだが、他の選手の成長も著しく、勝負の行方がますますおもしろいことに。

SP1位のクラスノは、一皮むけたのを感じる。TESもPCSも抜きんでてトップ。フリーでよっぽどミスが続出しない限り、優勝は間違いないのではなかろうか。

2位のファンくんと4位のミンくんの成長は、うれしいサプライズ☆ やっぱ3Aをプログラムに組み込めるようになるって、大きいんだな~。

3位のサヴォシンは、個人的に「もそっと分かりやすい選曲にしたほうが…」と思わないでもないのだが、このよく分からん音楽のチョイスが彼の個性っちゃ個性だしなぁ…。2位のファンくんとは僅差だが、PCSでは差をつけられているので、フリーでジャンプをきっちり降りたい。

表彰台争いは、上位3名に絞られた感じですな。

日本の木科くん(SP6位)と山隈くん(SP10位)は、フリー次第でランクアップできる可能性大なので、ぜひとも頑張ってほしい。特に木科くんは、PCSだと、クラスノ>ファン>サヴォシンに次いで4位なので、TESさえ取りこぼさなければ、総合4位まで上がれると思うんだよね~。頑張って~。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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