JGPリガ杯2017 3日目 アイスダンスFD

JGPリガ杯 リザルト
ラトビアのリガにて開催。アイスダンスFDは、現地時間2017年9月9日(土)に行われた。
動画で全組の演技を見た。特に印象に残った組の演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第2グループ
5 Loica DEMOUGEOT / Theo LE MERCIER ロワシャ・ドゥモジョ / テオ・ル・メルシエ(フランス)
■SD順位:10,得点:42.48
■楽曲:Light of the Seven by David de Miguel
Strange by Apollo Geeze
■プログラム:〇
女性が黒スケ衣装なのだが、首に白く長いスカーフを巻いて、それを胸の布に挟んで下に垂らしている…おもろい!(笑)
最初、違う音楽が流れた。んもー、こういうトラブル、ほんとなくしてほしい。
ステップはレベル1。SlLi4はアクロバティック。くるりん上がってくるりん下がる。STw4は回転がそろっている。RoLi3は時間超過。コレオスピンはノーバリュー。
テッドさんが繰り返し「このプログラム大好き。ユニーク」とコメントしていて(多分)、「わたしもわたしも!!」と心から同意した。独創的な動きやポジションがたくさん散りばめられていて、見ごたえがある。
この独創性を得点に結びつけられるようになればな~。今はレベルの取りこぼしやエレメンツのノーバリューがあって、もったいない感じ。ちょっともたつく部分もあるしな~。
フリー57.55、総合100.03。減点2は、リフトの時間超過とプログラムの時間超過。もったいな~い!

6 Valerie TAILLEFER / Jason CHAN ヴァレリー・テイレファー / ジェイソン・チャン(カナダ)
■SD順位:9,得点:42.59
■楽曲:Closer Than Sister (from "Penny Dreadful" soundtrack) by Abel Korzeniowski
A Boat to Argentina by Amand Amar
■プログラム:〇
昨季、ジュニアの国内選手権4位。
CoSp4は、回転が速く、ポジションチェンジがよどみない。SlLi4は、入りと出がスムーズで、女性のポジションと動きが美しい。Stw4は、回転がそろっており、ポジションも美しい。StaLi4はよどみない。コレオツイズルは少しズレた。SeSt2は、ツイズルが少しよれたように見えた。コレオリフトは、女性が空中を歩くような動きが美しい。
シリアスな雰囲気のプログラムを、緩急を織り交ぜながら、しっとりと演じていた。二人のラインとポジションがきれい。スピンとリフトが上手~。
フリー67.83、総合110.42で、どちらもPB更新。

7 Maria GOLUBTSOVA / Kirill BELOBROV マリア・ゴルブツォワ / キリル・ベロブロフ(ウクライナ)
■SD順位:6,得点:48.86
■楽曲:Hallelujah by Leonard Cohen
■プログラム:〇
薄水色のおそろい衣装が素敵~☆
CiSt3のフリーレッグがきれい。STw3はセカンドで男性がスタンブル。CoSp4は、入りに工夫が見られ、途中で二人が同じくそろって回転するのが素敵☆
動きやライン、ポジションが美しい。見ていて清らかな気持ちにしてくれる「ハレルヤ」だった。
フリー70.26、総合119.12。

8 Emma GUNTER / Caleb WEIN エマ・ガンター / ケイレブ・ワイン(アメリカ)
■SD順位:7,得点:46.96
■楽曲:I Give Up by Elija Bossenbroek
Crimson Sky performed by Calm Music for Studying
I Give Up by Elija Bossenbroek
■プログラム:△
CiSt2は、流れるように滑っていた。クリーンな演技で、GOEに減点が一つもない。ステップ以外の要素は、全てレベル4。
後半の曲想の盛り上がりをきちんと表現できていた。
フリー66.12、総合113.08で、総合得点はPB更新。

第2グループが終わった時点で、トップはマリア・ゴルブツォワ / キリル・ベロブロフ(ウクライナ)。


●第3グループ
10 Shira ICHILOV / Vadim DAVIDOVICHシーラ・イヒロフ / ヴァジム・ダヴィドヴィチ(イスラエル)
■SD順位:5,得点:49.85
■楽曲:Me Voy - Flamenco Selection
■プログラム:△
CoSp2は、回転が速いし、ポジションチェンジがスムーズ。SlLi4は、入りと出がよどみない。CiSt2は、二人の一体感がある。STw4は、回転が速くそろっている。RoLi4は、回転が速くポジションがきれい。
先週のJGPオーストリア杯より上手くなってる!! 1週間しかたってないのに!! 本大会でようやく実力が発揮できたってことなのかな。
中盤でカスタネットが始まったあたりで、もっとパキパキ感というか、フラメンコらしさが出せるようになるといいなぁと感じた。
フリー70.75、総合120.60で、どちらもSBかつPB更新。現時点で総合1位。

11 Alicia FABBRI / Claudio PIETRANTONIO アリシア・ファブリ / クラウディオ・ピエトラントニオ(カナダ)
■SD順位:4,得点:50.73
■楽曲:El Tango de Roxanne ("Moulin Rouge" soundtrack)
Come What May ("Moulin Rouge" soundtrack)
El Tango de Roxanne ("Moulin Rouge" soundtrack)
■プログラム:△
ステップはレベル2。GOEで減点を出したジャッジが一人もいない、クリーンな演技だった。
「ロクサーヌのタンゴ」をメインに据えた編曲で、男女の緊迫感をよく表現していたと思う。最後までエネルギッシュに滑り切った。
フリー68.94、総合119.67。現時点で総合2位。

12 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV アナスタシア・シュピレワヤ / グリゴリー・スミルノフ(ロシア)
■SD順位:1,得点:60.11
■楽曲:Love Story
■プログラム:〇
STw1は、めっちゃ難しいことやってるんだけど、回転は合っていた。
ステップはレベル2。リフト2つは、「な…何じゃこりゃ~!?」という、アクロバティックすぎる内容で、度肝を抜かれた。
これまでのカップルとは、滑りが別格。同じ氷で滑っているようには見えないほど、つるつる~のすいすい~だった。
「今季、世界ジュニアのタイトル取りにいくぜ!!」という気合がガンガン伝わってくるプログラム。大人の雰囲気をモリモリ醸し出していた。
フリー79.72、総合139.83。RoLi4の時間超過により、減点1。現時点で総合1位。

13 Caroline GREEN / Gordon GREEN キャロライン・グリーン / ゴードン・グリーン(アメリカ)
■SD順位:3,得点:52.82
■楽曲:Polovetsian Dances (from "Prince Igor") by Alexander Borodin
Stranger in Paradise performed by Sarah Brightman
Polovetsian Dances (from "Prince Igor") by Alexander Borodin
■プログラム:△
STw4は、ファーストで女性がバランスを崩したが、セカンドから修正。DiSt2は、動きにキレがあった。
サラ・ブライトマンの歌までは、キレッキレに踊れてたんだけど、「韃靼人の踊り」に戻って、音楽が最高潮に盛り上がるあたりの表現がちょっと物足りなかった。もっと勇ましい、ダイナミックな動きがほしい。
フリー71.76、総合124.58。現時点で総合2位。

14 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO ソフィア・シェフチェンコ / イゴール・エレメンコ(ロシア)
■SD順位:2,得点:58.87
■楽曲:Heart Cry by Drehz
La Boulange by Yann Tiersen
■プログラム:〇
STw4は、シットポジションもきれいに速く、そろっている。ステップはレベル2。2つのリフトはすごくアクロバティックなのにスムーズ。
ジャッジがGOEで+1以上しか出していない。クリーンで質の高い演技だった。
効果音入りまくりの、めっちゃ奇抜な編曲なんだけど…テーマもコンセプトもわけわからんけど…なんか好き☆(笑) この独創的な曲想をみごとに表現していたと思う。
フリー82.04、総合140.91。総合1位に決定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、得点、SD順位、FD順位の順に記されている。
1 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO RUS 140.91 2 1
2 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV RUS 139.83 1 2
3 Caroline GREEN / Gordon GREEN USA 124.58 3 3
4 Shira ICHILOV / Vadim DAVIDOVICH ISR 120.60 5 4
5 Alicia FABBRI / Claudio PIETRANTONIO CAN 119.67 4 6
6 Maria GOLUBTSOVA / Kirill BELOBROV UKR 119.12 6 5
7 Emma GUNTER / Caleb WEIN USA 113.08 7 8
8 Valerie TAILLEFER / Jason CHAN CAN 110.42 9 7
9 Charise MATTHAEI / Maximilian PFISTERER GER 102.28 8 9
10 Loica DEMOUGEOT / Theo LE MERCIER FRA 100.03 10 10
11 Yana BOZHILOVA / Kaloyan GEORGIEV BUL 87.85 11 11
12 Jessica PALFREYMAN / Charlton DOHERTY AUS 76.97 12 13
13 Gioia PUCCI / Kevin OJALA EST 75.60 14 12
14 Karina SIDARENKA / Maksim YALENICH BLR 72.65 13 14


◆総評
本大会は、わたし好みのプログラムが多くて嬉しかった~。

さて、優勝は、シェフチェンコ&エレメンコ。JGP初優勝おめでとう!! いや~、昨季からモリモリ上手くなってますな。FDは、わけわかんないけどおもろくて好きよ☆(笑)

総合2位は、シュピレワヤ&スミルノフ。とんでもリフト2連発はすごかった。本大会ではレベルの取りこぼしがあり、優勝を逃してしまったが、滑りこんでいったら、ぜったい素敵なプログラムになると思う。頑張ってほしい。

3位はグリーン兄妹。JGP初出場にて初表彰台、おめでとう!! ジュニアデビューのシーズンなのにすごいわ。さすがアメリカ期待の星☆ FDは矯正プロなのかな~という印象を受けた。まだ13歳と15歳で小柄だから、「韃靼人の踊り」のスケールのデカさを表現するのは難しいよねぇ…。

10位のロワシャ&テオは、SD同様、FDも突き抜けた個性と独創性が暴走しまくっていた。最高☆(笑) 上に行くにはエレメンツ的にいろいろ隙がある感じとか、これぞフランス!だよねぇ。男子シングルも、そういう選手ばかりだしなぁ…(苦笑)。自分たちの個性を大事にしながら、得点稼げるようにブラッシュアップしてってほしい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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