JGPミンスクアリーナ杯2017 1日目 男子SP

JGPミンスクアリーナ杯2017 リザルト
ベラルーシのミンスクにて開催。男子SPは、現地時間2017年9月21日(木)に行われた。
動画で気になる選手の演技を見た。特に印象に残った演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
4 James MIN ジェームズ・ミン(オーストラリア)
■楽曲:What A Wonderful World performed by One Republic
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権優勝、世界ジュニア29位。今季、JGPブリスベン9位。
先週CSロンバルディア杯に出たばっかじゃん!(総合18位だった) シニアの大会だから、プログラムも一部変えなきゃいけないし。いやはや、本当にお疲れ様でございます。
3F+3Tは転倒。フリップにeがついた。2A<<は3Aの予定だったと思われるが、途中で開いてしまった。1Lzはノーバリュー。
スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル3。
音楽表現は素敵なんだけど、好調時と比べると、体の動きが少しぎこちなかったかなぁ。
42.92。前回のJGPブリスベンより20点近く低い…。

5 Irakli MAYSURADZE イラクリ・マイスラーゼ(ジョージア)
■楽曲:Peter Gunn Theme performed by The Blues Brothers
Kiss performed by Art of Noise feat. Tom Jones
■プログラム:?
昨季、JGPモルドヴィア6位、世界ジュニア35位。
3Aは手をつきそうになったが大丈夫だった。3Lzは直前のステップが足りなかったのかGOEマイナス。3F+3TはOK。
スピンのレベルは4、2、2V。ステップはレベル3。
演じる系のプログラムで、いろいろ面白い振付が散りばめられているのだが、まだしっくりなじんでない感じ。でも、昨季と比べると、だいぶ表情豊かに滑れるようになってきたと思う。あとはスピンとスケーティングがんばれ。
66.67でPB更新。


●第2グループ
7 Nicholas HSIEH ニコラス・シェイ?(アメリカ)
■楽曲:Sound of Silence by Simon and Garfunkel, performed by Disturbed
■プログラム:△
本大会がJGPデビュー。コーチがファイファー。選手時代と変わらず、スレンダーで笑顔が素敵☆
3Lzは手をついた。3Tは転倒。2Aはよかった。
スピンのレベルは4、4、2。ステップはレベル4。
身のこなしがきれい。タメを作れるので抑揚をつけて曲想を表現していたが、まだ上半身の動きがまだちょっと限定的なように感じた。
55.10。


●第3グループ
11 Igor EFIMCHUK イーゴル・エフィンチュク(ロシア)
■楽曲:Anna Karenina (soundtrack) by Dario Marianelli
■プログラム:〇
昨季、ジュニアの国内選手権3位。本大会がJGPデビュー。
めっちゃハンサム!! モデルか俳優みたい。
3Lo+3TはOK。3Aと3Lzはよかった。
スピンのレベルは3、4、4。FSSp3は、序盤少し軸がぶれて、GOEマイナス。ステップはレベル3。弦の音を切々と表現していた。
うわ…素敵!! ポジションやラインがきれいで、身のこなしが音楽と調和してて、本当に魅力的☆ 18歳だからこそできる、味わい深い演技だった。
76.10。

13 Andrew TORGASHEV アンドリュー・トルガシェフ(アメリカ)
■楽曲:Moonlight Sonata
■プログラム:◎
昨季、JGPモルドヴィア2位、全米11位、世界ジュニア25位。
ハンサムに磨きがかかっている。大人っぽくなったなぁ。
3Lzは!が。2Aはよかった。3F+3Tは着氷が乱れた。昨季は3Aを跳んでいたのだが、今回は初めからダブルの予定だった印象。ジャンプの調子がよくないのかも。
スピンとステップは全てレベル4。
とってもよく滑っていた。
美しい選手が美しい音楽(しかもまっとうな編曲)の美しいプログラムを演じるという、至福の時を過ごさせてもらった。
74.34でPB更新。

14 Jiri BELOHRADSKY イジー・ベロフラドスキー(チェコ)
■楽曲:Sarabande Suite performed by Globus
■プログラム:〇
昨季、JGPチェコ8位、国内選手権優勝、ユーロ20位。バイオによると、身長は180cm。チェコ男子って、長身の選手、多いなぁ。
3F+3Tはまずまず。2AはOK。3Lzは悪くないと思ったのだが、直前のステップが足りなかったか、GOEマイナス。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル4。
ドラマティックな曲想を、力強くダイナミックに表現していた。上手くなってて嬉しい。
63.56でPB更新。

15 Sihyeong LEE イ・シヒョン(韓国)
■楽曲:The Prayer
■プログラム:
昨季、国内選手権3位、四大陸16位、世界ジュニア16位。
バイオには183cmと記載されているが、もっと背が高く見える。鼻血が出たらしく、鼻に詰め物をしていた。
3F+3T<は、少し詰まった着氷に見えた。2Aはよかった。3Lzはステップから直ちに跳んでいなかったからか、GOEマイナス。
スピンのレベルは4、3、4。1番目のCCSp4は、軸がぶれて回転がゆっくりになったポジションがあり、GOEマイナス。ステップはレベル3。
体を大きく動かして、のびやかなボーカルをよく表現していた。
60.64。 


●第4グループ
17 Tatsuya TSUBOI 壷井 達也(日本)
■楽曲:Your Song by Elton John
■プログラム:〇
昨季、全日本ジュニア5位、全日本10位。本大会がJGPデビュー。
待ち望んでいた壷井くんのJGPデビューだぜ!! ぃやった~!!
3F+3Tはちょいこらえた。フリップに!がつき、GOEマイナス。3LzはOK。2Aはよかった。
スピンのレベルは3、4、4。日本男子にしては珍しく、スピンが得意なようだ。回転が速く、軸がぶれない。ステップはレベル3。
壷井くんたらまたうまくなって~!! のびやかなスケーティングが見ていてとっても心地よい。朗々と歌い上げる男性ボーカルをよく表現していた。
66.49。

20 Alexey EROKHOV アレクセイ・エロホフ(ロシア)
■楽曲:Lighthouse by Patrick Watson
■プログラム:〇
昨季、JGP横浜3位、ジュニアの国内選手権5位。
3A、3F+3T、3Lzと、すべてクリーンに着氷。
スピンのレベルは4、2、4。ステップはレベル3。
昨季、ペアのサフチェンコ&マッソがFSで使った曲。静かで同じトーンの旋律がずーっと続くので、表現がかなり難しいと思うのだが、彼はみごとにその繊細な曲想を表していた。
昨季はジャンプ得意でおもしろプログラム滑る選手という印象だったけど、別人のようにうまくなっている…!! 彼がこんな繊細な表現ができるようになるなんて…!!
77.52でPB更新。


●第5グループ
22 Julian DONICA ジュリアン・ドニカ(フランス)
■楽曲:The Ectasy Of Gold (from "The Good, The Bad and The Ugly soundtrack) by Ennio Morricone
Cotton Eyed Joe by Rednex
■プログラム:△
本大会がJGPデビュー。
2AはOK。3Lzは、ステップから直ちに跳んでいた。3T+3Tはまずまず。
スピンのレベルは4、1、4。うち2つがGOEマイナス。ポジションがきれいじゃなかったり、軸がぶれたりしていた。ステップはレベル2。
ステップでカウボーイっぽい振付が入るのだが、今はちょっとなおざりな感じなので、それがきちんと演じられるようになると、プログラムがぐっと魅力を増すと思う。
59.20。

23 Shuai FANG シャイ・ファン(中国)
■楽曲:Torn (Redux)
■プログラム:?
昨季、国内選手権5位。本大会がJGPデビュー。
3T+3Tは流れが良かった。3Lzはお手つき。2Aはよかった。
スピンのレベルは4、4、3。2番目のCCSp4は、トラベリングし、GOEマイナス。レベル3。
癖のないジャンプを跳ぶし、姿勢も悪くないと思うのだが、動きが限定的。今はまだエレメンツをこなすのに集中していて、表現まで気が配れてない感じ。
61.70。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Alexey EROKHOV RUS 77.52
2 Igor EFIMCHUK RUS 76.10
3 Andrew TORGASHEV USA 74.34
4 Irakli MAYSURADZE GEO 66.67
5 Tatsuya TSUBOI JPN 66.49
6 Jiri BELOHRADSKY CZE 63.56
7 Shuai FANG CHN 61.70
8 Sihyeong LEE KOR 60.64
9 Julian DONICA FRA 59.20
10 Yakau ZENKO BLR 57.80
11 Nicholas HSIEH USA 55.10
12 Gabriel FOLKESSON SWE 54.99
13 Mihhail SELEVKO EST 51.73
14 Larry LOUPOLOVER AZE 49.42
15 Yan TKALICH UKR 48.30 15
16 James MIN AUS 42.92
17 Vassil DIMITROV BUL 41.74
18 Daniels ROSCIKS LAT 41.17
19 Ryszard GURTLER POL 40.36
20 Mikalai KAZLOU BLR 40.17
21 Nikolaj Molgaard PEDERSEN DEN 38.50
22 Azizmurod SHABAZOV UZB 31.33
23 Alp Eren OZKAN TUR 30.41
24 Che Yu YEH TPE 22.21
WD Rakhat BRALIN KAZ


◆総評
SP1位はエロホフ。めっちゃうまくなっててビックリした。ジュニアの選手はほんと、一年見ないうちに見違えるように上達するなぁ。

2位はエフィンチュク。初めて見る選手だったが、音楽表現がとっても素敵だった。FSの演技を見るのが楽しみ~☆

3位はトルガシェフ。昨季、世界ジュニアでまさかのSP落ちでFSに進めず。どうしてるんだろうと心配していたので、本大会で元気な姿が見られてほっとした。スケーティングと音楽表現がピカイチだったので、PCSトップは納得。

4位はイラクリ。彼も昨季の世界ジュニア、SP落ちだったんだよねぇ…(ため息)。相変わらずスピンとスケーティングが課題のようだが、3A跳べるし、音楽表現もなかなか面白くて、昨季からずっと気になっている。

5位は壷井くん。最終グループ入りだー!! やったー!! あらゆる面でレベルアップしている姿が見られてとっても嬉しい。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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