JGPミンスクアリーナ杯2017 2日目 ペアSP

JGPミンスクアリーナ杯2017 リザルト
ベラルーシのミンスクにて開催。ペアSPは、現地時間2017年9月22日(金)に行われた。
動画で全組の演技を見た。滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Lori-Ann MATTE / Thierry FERLAND ロリ=アン・マッテ / ティエリー・フェルラン(カナダ)
■楽曲:Down the Road by C2C
Happy (feat. Derek Martin)
■プログラム:△
昨季、ジュニアの国内選手権2位、世界ジュニア9位。
2Tw3はまずまず。スロー3Loは手が付き、着氷が乱れた。2Lzは見た目悪くなかったと思うのだが、ちょいGOEマイナス。StSq4で男性がスタンブル。それとユニゾンがちょこちょこずれていた。
明るく楽しく元気に滑っていた。ステップ以外のユニゾンは悪くなかったと思うのだが、ステップは二人の振付がほとんど同じなので、ぴたっと合わないと、ズレが目立ってしまう。
45.69。

2 Feiyao TANG / Yongchao YANG フェイヤオ・タン / ヨンチャオ・ヤン(中国)
■楽曲:Rise
■プログラム:△
本大会がJGPデビュー。男性が昨季まで他のパートナーと組んでいたので、今季結成したばかりと思われる。コーチはホンボー先生。
3ツイストは高い。2Lzはeが。3Li4は、ポジションが美しい。ポジションチェンジと移動、入りと出がスムーズ。StSq3は、二人の距離が離れたところがあった。
前半の静と後半の動を、もっと明確に演じ分けできるといいなぁ。
それにしても、どうして中国ペアって、ジュニアでも結成1年目でもこんなにツイストがうまいんだろう。何かコツとかあるんだろうか。ぜひその技術を世界中に広めてほしい。
54.00。高得点が出て選手たちもコーチ陣も喜んでいる。

3 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN ダリア・パブリュチェンコ / デニス・ホディキン(ロシア)
楽曲:Cloud Atlas (soundtrack)
プログラム:〇
昨季、ジュニアの国内選手権5位。本大会がJGPデビュー。
身長差、体格差が大きいペア。
冒頭の振付と表情が印象的。つなぎのダンスリフトが美しかった。3Tw3は高い。StSq4は、よく滑っていたが、二人の距離が離れているところがあった。2Lzタノはまずまず。スロー3Loはこらえた。PCoSp4は、回転が速い。
男女の身長差、体格差が大きいペアだが、ユニゾンはよかったと思う。ジュニアは、エレメンツをこなすので精一杯のペアが多いのだが、彼らはプログラムをしっかりと演じていた。
56.29。


●第2グループ
4 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV アポリナリーヤ・パンフィロワ / ドミトリー・リオロフ(ロシア)
■楽曲:Black Velvet performed by Alannah Myles
■プログラム:△
今季、JGPリガ杯優勝。女性の赤いフリフリスカートとお下げに赤リボン、かわゆい☆
3Tw4は高い。2Lzはまずまず。スロー3Loはよかった。StSq4は、前半が離れてクロス。3Li3の出で、下ろすときミス。ひやっとした。
元気でかわいい素敵プロなのだが、リフトでミスが。素人目にも難しそうだもんな~。女性が落下せずにすんで何よりだった。
52.58。

5 Anastasiia SMIRNOVA / Artem DARENSKYI アナスタシーア・スミルノワ? / アルチョム・ダレンスキー(ウクライナ)
■楽曲:Don Quixote by Leon Minkus
■プログラム:△
今季、JGPリガ杯9位。
3Tw2はよかった。スロー2Loはまずまず。2Lzは女性転倒。FiDs2は、終盤男女の手がまっすぐに伸びなくなってしまい、GOEマイナス。StSq1は前半、離れてクロス。女性がスタンブル。
音楽が終わってからフィニッシュ。
男女の身長差が大きいペアだが、二人の息がぴったり合っていなくて、まだちぐはぐな感じ。でも、二人のラインやポジションの美しさはバレエ音楽のプログラムに合っていると思う。
40.50。

6 Chloe PANETTA / Steven LAPOINTE クロエ・パネッタ / スティーヴン・ラポイント(カナダ)
■楽曲:Mambo No. 5
Volare
Mambo No. 5
■プログラム:△
本大会がJGPデビュー。バイオによると、女性は空手の黒帯を取っているとのこと。
2Tw1は高さがなく、着氷がぎこちなかった。スロー3Loはこらえた。PCoSp4に入る前に男性がスタンブルしたが、スピン自体は悪くなかったと思う。3Li4は、出に工夫が見られた。2Lzは男性が転倒。StSq3は、クロスが入っているが、二人の距離はさほど離れない。
アップテンポでリズミカルな曲だが、まだそれを表現できるところまでいってないかなぁという感じ。頑張って表現しようとはしていたのだが。
42.62。

7 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT アナスタシア・ポルヤノワ / ドミトリー・ソポト(ロシア)
■楽曲:Gabriel's Realm by Nathalie Manser
■プログラム:△
2017年の春に結成。男性は、前のパートナーと組んで、JGPファイナル優勝や世界ジュニア3位などを経験している。
ピ…ピンクと赤の衣装のおそろい…(汗)。
2Lzは、跳ぶタイミングがずれた。3Tw2は高く、キレがある。StSq4は、離れてクロス。スロー3Loは高さと飛距離があったが、タッチしたか。FiDs4は、最後女性の姿勢がつぶれてしまったのだが、GOEプラス。PCoSp4は、回転が速い。
男性が、うまくなったなぁと感じた。女性をリードしていてかっこよかった。結成1年目なので、ユニゾンはこれからという感じだが、ツイストやスローはさすがのクオリティーなので、ユニゾンが向上すれば、良いペアになりそう。
56.37。


●第3グループ
8 Talisa THOMALLA / Robert KUNKEL タリサ・トマラ / ロバート・クンケル(ドイツ)
楽曲:Petite Fleur by Henri Rene and his Orchestra
Booty Swing by Parov Stelar
プログラム:△
昨季、世界ジュニア12位。昨季は見た目が小学生と高校生のペアだったが、今季は女性が中学一年生になった(笑)。
昨季から継続のプログラム。
3Tw4は高かったがキャッチと着氷がきれいに流れず。スロー3LoはOK。3Li3は、もそっと流れよくできるといいなぁ。2Lzは二人とも転倒。StSq4は、前半離れてクロスを繰り返した後、静止してやる振付がうまくできなかったのかな~という感じだった。PCoSp3は軸がきちんととれていなかった印象。
序盤はよかったのだが、2Lzの転倒後、二人の息がかみ合わなくなってしまったか。
43.33。

9 Irma CALDARA / Edoardo CAPUTO イルマ・カルダーラ / エドアルド・カプート(イタリア)
■楽曲:Mia and Sebastian's Theme (from "La La Land" soundtrack) by Justin Hurwitz
City of Stars (from "La La Land" soundtrack) by Justin Hurwitz
■プログラム:?
昨季、ジュニアの国内選手権優勝、世界ジュニア15位。
2Tw1はまずまず。スロー3Loは足をついた。2Lz<は女性が足をついた。StSq2で二人の動きがずれた。後半離れてクロス。
「ラ・ラ・ランド」のサントラを使ってるけど、映画の内容とは関係ない、ピエロのプログラムを作ってきた。そのアプローチは面白いと思うし、女性のメイクかわいいし、二人の衣装も似合ってたんだけど、使っている曲がどちらもしっとり系だから、プログラムのハイライトがいまいち感じられなかった。デススパイラルの途中で曲が切り替わるんだけど、そのつなぎが不自然なのも気になった。せめてエレメンツが終わった後に切り替わるようにすればよかったのに…。
43.45でPB更新。

10 Audrey LU / Misha MITROFANOV オードリー・ルー / ミーシャ・ミトロファノフ(アメリカ)
■楽曲:Once Upon A December (from "Anastasia" soundtrack)
■プログラム:△
昨季、JGPチェコ12位。
3Tw1は、女性の着氷姿勢が少し乱れた。スロー3Loはまずまず。3Li4は流れが良かった。2LzはOK。PCoSp4は回転が速く、ポジションチェンジしても回転速度が落ちない。StSq2で、二人の動きは合っていると思うのだが、距離が離れているので、ユニゾンが感じにくい。
プログラムをきちんと演じられていた。ユニゾンも良かった。
52.94でPBを8点以上更新。

11 Elizabeth Vasilevna KOPMAR / Jonah BARRETT エリザベス・ヴァシレヴナ・コプマール / ジョナー・バレット(アメリカ)

■楽曲:California Dreaming performed by Sia
■プログラム:△
本大会がJGPデビュー。
3TwBは女性を抱えてしまった。スロー3Loは両足着氷。2Lzタノは!がつき、女性が転倒。FiDs2は、出が少しスムーズじゃなかった。StSq3は、離れてクロス。動きがピタッと合ってなかった。
ジム先生の振付らしく、エレメンツの入りと出に工夫があり、素敵な動きが散りばめられたプログラムなのだが、まだそれを滑りこなせてない感じ。
43.84。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT RUS 56.37
2 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN RUS 56.29
3 Feiyao TANG / Yongchao YANG CHN 54.00
4 Audrey LU / Misha MITROFANOV USA 52.94
5 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV RUS 52.58
6 Lori-Ann MATTE / Thierry FERLAND CAN 45.69
7 Elizabeth Vasilevna KOPMAR / Jonah BARRETT USA 43.84
8 Irma CALDARA / Edoardo CAPUTO ITA 43.45
9 Talisa THOMALLA / Robert KUNKEL GER 43.33
10 Chloe PANETTA / Steven LAPOINTE CAN 42.62
11 Anastasiia SMIRNOVA / Artem DARENSKYI UKR 40.50


◆総評
SP1位はポルヤノワ&ソポト。昨季、前のパートナーと組んでいた男性が、なかなかうまくいかず、苦しんでいる様子を見ていたので、新パートナーと心機一転、頑張っている姿が見られてほっとした。

2位はパブリュチェンコ&ホディキン。初めて見るペアだったが、ロシア代表だけあってうまい。ジュニアで音楽表現にも気を配れているペアは貴重! フリーの演技も楽しみだ。

3位はタン&ヤン。最近ジュニアの中国ペアは、トップでなかなか活躍できていないので、頑張ってほしい。

4位はパンフィロワ&リオロフ。リフトのミス以外はよかったんだけどなぁ。動き自体は問題ないと思うので、FSでの巻き返しを期待したい。JGPファイナル一番乗りを決められるか。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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