ネーベルホルン杯2017 1日目 ペアSP

ネーベルホルン杯2017 リザルト
ドイツのオーベストドルフにて開催。ペアSPは、現地時間2017年9月28日(木)に行われた。
ライストで全組の演技を見ようとしたが、途中で通信が切れ、見られない時間帯があった。特に印象に残った演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOT アリョーナ・サフチェンコ / ブルーノ・マッソ(ドイツ)
■楽曲:Ameksa - Fuego by Taalbi Brothers, edited by Maxime Rodriguez
■プログラム:〇
2014年の春に結成。昨季、GPロステレ及びフランス優勝、ユーロ2位、ワールド2位。
場内にお客さんが大勢入ってる~☆
3Tw4高っ!! そうだと分かっていても、見るたび驚いてしまう。スロー3Aは転倒。飛距離がすごかった。3Sは女性の着氷が乱れる。StSq4は離れてクロス。タップ音に合わせた動きがかっこいい。
音楽はフラメンコかな。かっこよかった。ミスはあったけど、ここからどんどん上げていくんだろうから、今後の進化を楽しみに見守りたい。
72.99。

3 Anna DUSKOVA / Martin BIDAR アンナ・ダスコワ / マルティン・ビーダル(チェコ)
■楽曲:LA 40 (Album: Tango Hereje) performed by The Mozart Tango Players
■プログラム:〇
昨季、JGPファイナル2位、ユーロ7位、ワールド14位。
昨季から継続のプログラム。
3Tは男性が転倒。3Tw2はよかった。3Li4は出がスムーズ。スロー3Fはお手つき。PCoSp4Vは、男性の変形キャメルがきれい。柔軟性高いんだな~。
音楽に少し遅れてのフィニッシュ。
う~ん、緊張してたかなぁ。ちょこちょこミスが。でも、身のこなしとかスケーティングとか洗練されたと思う。
変プロのイメージが強かったんだけど、素敵プロだった。変わった?後で見比べてみよう。
58.80。マルティンが落ち込んでる…。元気出して! フリーで挽回できるよ!

4 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT アニカ・ホッケ? / ルーベン・ブロマールト(ドイツ)
■楽曲:Big Spender
■プログラム:△
2017年初めに結成。それまで女性はシングル選手で、2017年の国内選手権銅メダリスト。
3Tw2は高さが足りず、キャッチと着氷が同時。3Tはクリーンに着氷したが、二人が跳ぶ位置が少し遠い。スロー3Loは転倒。StSq4は、ユニゾンが合っている。
曲想に合ったコケティッシュな演技だった。女性はペアの練習を始めて1年足らずとは思えない。普通に上手い。
56.76。


●第2グループ
5 Tatiana DANILOVA / Mikalai KAMIANCHUK タチアナ・ダニロワ? / ミカライ・カミアンチュク?(ベラルーシ)
■楽曲:Sherlock (TV series soundtrack) by David Arnold, Michael Price
■プログラム:〇
昨季、国内選手権二連覇、ユーロ10位、ワールド23位。
昨季から継続で、TVドラマ「シャーロック」のプログラム。主人公とアイリーンの物語を忠実に再現している。ステップで睡眠薬入りの注射をする振付まであるし、音源に台詞まで入っている。
3TwBはキャッチと着氷が同時。3Sは跳ぶ位置が遠い。スロー3Fはお手つき。FiDs3の回転が、終盤少しゆっくりに。StSq3は離れてクロス。3Li4は、流れがいまいち。PCoSp3は、回転やポジションが安定している。
継続しているプログラムだけあって、表現が深まってきた。
49.96。

6 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM テオク・リョム / ジュシク・キム(北朝鮮)
■楽曲:A Day in the Life by Paul McCartney, John Lennon, performed by Jeff Beck
■プログラム:〇
昨季、ワールド15位。
昨季から継続のプログラム。
3Tw1はよかった。3T<はクリーンに見えたのだが。スロー3SはOK。StSq2は離れてクロス。ユニゾンが合っているし、かっこいい。
カナダに練習しに行ったかいがあったね!! エレメンツの入りと出がシームレスになったし、動きが洗練されたよ~☆
60.19。

7 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV エフゲーニャ・タラソワ / ウラジミール・モロゾフ(ロシア)
■楽曲:Piano Concerto No. 2 by Sergei Rachmaninov
■プログラム:?
昨季、GPファイナル優勝、国内選手権2位、ユーロ優勝、ワールド3位。
途中で通信が途絶えたので、「3Tw4、たか~い」ということと、「音楽に少し遅れてフィニッシュした」ことしか分からなかった(泣)。動画を探したけど見つからず。世界中で通信が切れてしまったのか。
プロトコルを見るに、加点モリモリだし、リフトがレベル3だった以外は、全部レベル4がとれてるし、クリーンな演技だったのだろう。
77.52。

8 Su Yeon KIM / Hyungtae KIM スヨン・キム / ヒョンテ・キム(韓国)
■楽曲:Another One Bites the Dust by Queen
We Will Rock You by Queen
■プログラム:?
昨季、国内選手権8位、四大陸12位、世界ジュニア8位。
2TwBはイマイチ。3S<は跳ぶタイミングがずれた。スロー3Fは転倒。3Li4の出がもたついた。StSq2は離れてクロス。
動きがもっさり&ゆっくりに見える。キレとシャープさがほしい。ビートの強い曲を使っているのに、それを表現しきれていない。
40.75。


●第3グループ
9 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER ミリアム・ツィーグラー / セヴェリン・キーファー(オーストリア)
■楽曲:Sunshine on Leith
■プログラム:〇
2013年の春に結成。昨季、ユーロ9位、ワールド18位。
3Tw1はまずまず。3Tは研ぐ距離が少し遠かったが、クリーンに着氷。StSq4は離れてクロスだが、二人の距離がさほど遠くならない。
終わって、男性がガッツポーズ。
エレメンツが音楽のフレーズに合っている。キレキレの演技だった。
65.09でSBかつPB更新。選手たちもコーチ陣も大喜び~☆

10 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET 須藤 澄玲 / フランシス・ブードロー=オデ(日本)
■楽曲:Sakura (Spring Blossom) by Naotaro Moriyama, performed by Andre Rieu
■プログラム:〇
2015年に結成。昨季、全日本二連覇、四大陸10位、ワールド17位。
昨季から継続のプログラム。
3Tw2はOK。3S<は男性が手をついた。スロー3Sは高さがなかったが、クリーンに着氷。3Li3の入りのダンスリフトが素敵。StSq2で、いつもよりスピードが出てないような。
切々と胸に訴えかけてくる、清涼感に満ちた演技だった。
54.36でSB更新。

11 Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI ペイジ・コナーズ? / エフゲニー・クラスノポルスキー?(イスラエル)
■楽曲:Ghost (musical)
■プログラム:△
2017年の春に結成。女性はそれまでシングルをやっており、2017年の世界ジュニアに出場していた。
3Tw3はキャッチと着氷が同時。3Tはクリーンに見えたのだが。スロー3Lzはまずまず。StSq4は離れてクロス。前半は距離が離れているし、二人の振付が違うので、ユニゾンが感じにくい。
今年の春に結成したばかりなのに、これだけできるってすごいな~。女性はそれまでペアの経験皆無だったんだろうか。
55.85。


●第4グループ
13 Ashley CAIN / Timothy LEDUC アシュリー・ケイン / ティモシー・ルデュク(アメリカ)
■楽曲:I'll Take Care of You by Joe Bonamassa
■プログラム:△
2016年6月に結成。昨季、全米3位、四大陸9位。
名前を呼ばれる前から演技が始まっている。
3Tw1はキャッチが乱れた。3F<は、跳ぶタイミングがずれたが、着氷は合っている。スロー3Lzは転倒。StSq2は、ユニゾンが合っている。
キスクラに、タラソワ組の女性コーチ、ニーナ先生がいる。バイオを見たらコーチ欄に名前が記載されていた。
55.47。

14 Camille RUEST / Andrew WOLFE カミーユ・ルーエ / アンドリュー・ウルフ(カナダ)
■楽曲:Oblivion by Astor Piazzolla
■プログラム:△
昨季、GPロステレ6位、国内選手権5位。
絡み合いからスタート。
3Tw1はキャッチでミスし、着氷が乱れた。3T<はクリーンに見えたのだが。スロー3Loはお手つき。StSq3は、滑りがきれい。PCoSp4の回転が速く、安定しており、回転速度が落ちない。
きれいにす~っと流れていく感じで、よかったんだけど、印象が残りにくい。もそっとタメとか抑揚があるといいなぁ。
59.40。

15 Zoe JONES / Christopher BOYADJI ゾーイ・ジョーンズ / クリストファー・ボヤジ(イギリス)
■楽曲:It's A Man's World performed by Seal
■プログラム:△
女性は2001年に引退したが、2014年に復帰。女子シングル出身で、ペアは昨季から始めたとのこと。昨季、国内選手権優勝、ユーロ14位、ワールド26位。
2TwBはまずまず。3Tもまずまず。スロー3Fはお手つき。StSq3は、離れてクロス。ユニゾンはよかった。PCoSpは、ノーバリュー。何がいけなかったんだろう。
最後は男性ガッツポーズ&女性抱きつきでフィニッシュ。もともとそういう振付なのか、良い演技に感動してそういうフィニッシュになったのか。
ユニゾンが向上して、よりペアらしくなったと思う。
45.18。

16 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ / ハーリー・ウィンザー(オーストラリア)
■楽曲:Paint It Black performed by Hidden Citizen
■プログラム:〇
2016年初めに結成。
昨季、JGPファイナル4位、国内選手権優勝、四大陸11位、世界ジュニア優勝、ワールド16位。今季、JGPリガ杯4位。
3Tw4は高い。3Tはよかった。スロー3Fはこらえたが、GOEプラス。StSq3は、大きくダイナミックに動いて、曲想をよく表現している。FiDs4は、回転が速い。
演技が終わった後、ハイタッチ!! よかった~。この二人が仲良くしてるの見ると安心する(苦笑)。
JGPリガ杯のときより三段くらいギアを上げてきた感じ。素晴らしかった。
64.51でSBかつPB更新。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 77.52
2 Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOT GER 72.99
3 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT 65.09
4 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR AUS 64.51
5 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM PRK 60.19
6 Camille RUEST / Andrew WOLFE CAN 59.40
7 Anna DUSKOVA / Martin BIDAR CZE 58.80
8 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT GER 56.76
9 Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI ISR 55.85
10 Ashley CAIN / Timothy LEDUC USA 55.47
11 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET JPN 54.36
12 Tatiana DANILOVA / Mikalai KAMIANCHUK BLR 49.96
13 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU ESP 49.78
14 Zoe JONES / Christopher BOYADJI GBR 45.18
15 Darja BEKLEMISCSEVA / Mark MAGYAR HUN 42.27
16 Su Yeon KIM / Hyungtae KIM KOR 40.75


◆総評
SP1位はタラソワ&モロゾフ。ライストが途中で切れたため、演技はほとんど見られず(泣)。そこで、ロシアテストスケートの動画を見てみたのだが、正直、「ラフマニノフのピアコン2番を使って、最後音楽をここで切るのか…」とため息をつかずにはいられない。まぁ途中でズンドコ入ったり、テクノアレンジに切り替わったりしないだけ、よしとすべきか(苦笑)。

2位はサフチェンコ&マッソ。昨季は怪我に苦しんだシーズンだったが、今季は健康に過ごせますように(祈念)。

3位はツィーグラー&キーファー。わたしが彼らの演技を見てきた中で、史上最高のパフォーマンスを見せてくれた。このオリンピック枠がかかった大会で、PB更新ってすごすぎ!!

4位はアレクサンドロフスカヤ&ウィンザー。この間のJGPリガ杯で、いまいちな感じだったので、心配していたのだが、まったくの杞憂であった。

須藤&オデは11位。思ったより得点が伸びなかったなぁ。確かにいつもより、スケーティングが伸びてない印象だったけど…。オリンピック出場枠がかかっているので、プレッシャーを感じているのかもしれない。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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