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JGPバルティック杯2017 3日目 男子FS

JGPバルティック杯2017 リザルト
ポーランドのグダニスクにて開催。男子FSは、現地時間2017年10月7日(土)に行われた。
動画で第4グループ以降の演技を中心に見た。特に印象に残った選手の演技について、滑走順に感想を書いている。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第4グループ
18 Koshiro SHIMADA 島田 高志郎(日本)
■SP順位:12,得点:59.47
■楽曲:Charms (from "W.E." soundtrack) by Abel Korzeniowski
Forbidden Love (from "Romeo and Juliet" soundtrack) by Abel Korzeniowski
Found by Kerry Muzzey
■プログラム:△
すべてのジャンプをきれいに下りたが、3Fに!がつき、GOEマイナス。
スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル3。
安定している。当面の課題はフリップのエッジかなぁ。SPではeがついてしまったし。ま、焦らずじっくり取り組んでいってもらいたい。
フリー130.99、総合190.46。

19 Dinh TRAN ディン・トラン(アメリカ)
■SP順位:10,得点:60.53
■楽曲:(バイオに未掲載だが、多分「ポエタ」)
■プログラム:△
3F+3T<<は着氷でぐらついた。2A+1Lo<+2Sは、着氷がきれいに流れなかった。
スピンのレベルは4、2、4。回転が最初は速いのに途中で遅くなったりと、安定しない。ステップはレベル3。タップ音の表現をもっともっと頑張ってほしい。
今はまだ動きがジュニアっぽいけど、これから伸びそうな気がする。今後の成長が楽しみだ。
フリー112.38、総合172.91。

20 Jiri BELOHRADSKY イジー・ベロフラドスキー(チェコ)
■SP順位:8,得点:61.13
■楽曲:Moonlight Sonata by Ludwig van Beethoven
■プログラム:〇
昨季から継続のプログラム。
3Lzは転倒。3Lo+2Tの予定が、ファーストがダブルに。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル3。
最後のエレメンツのCCoSp3の前で転倒。激しく踊るところなので、バランスを崩してしまったんだろうか。
この変アレンジに、とうとう慣らされてしまったわ(笑)。それもこれも彼が曲想の違いを明確に表現できているからだと思う。特にステップシークエンスと、今回転倒してしまった、終盤の激しい曲想のところが好き☆
フリー120.39、総合181.52。

21 Kai Xiang CHEW カイシャン・チュウ(マレーシア)
■SP順位:7,得点:61.81
■楽曲:Slow Dancing in the Big City by Bill Conti
■プログラム:△
昨季から継続のプログラム。
3Lo+3Lo<は転倒。3Fにeが。他にもいくつか着氷が乱れるジャンプがあった。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル2。
勇壮な音楽なので、シャープさと力強さがほしいとは思うが、ほんと、何度も言うけど、昨季と比べたらめっちゃ良くなっている。特に印象的だったのは、最後のジャンプの2A+2T+2Loを跳ぶ前のイーグルで、多分かなり疲れていると思うのだが、ジャッジ席に向かって、にこっと笑いかけるところ。最後までちゃんと演技しようという意識があるんだなぁと感心した。
フリー110.12で、総合171.93で、どちらもPB更新。JGPリガ杯に引き続き、PB更新だよ!! すごいよ!!

22 Conrad ORZEL コンラッド・オーゾル(カナダ)
■SP順位:9,得点:61.07
■楽曲:Big My Secret (from "The Piano" soundtrack) by Michael Nyman
Knowing the Ropes (soundtrack)
■プログラム:△
冒頭の3A+2Tと4T+3Tはクリーンに着氷。2つ目の3Aは抜けてダブルに。2つ目の4T<は転倒。他にも回転不足が取られたり着氷が乱れるジャンプがあった。
スピンのレベルは3、3、4。ステップはレベル3。動きがぎこちなくて、GOEマイナス。
動きがシームレスじゃないので、プログラムの流れが途切れちゃうんだよなぁ。この編曲が好きだから、フラストレーションたまるわ~。
フリー134.98でPB更新、総合196.05。

第4グループが終わった時点で、トップはコンラッド・オーゼル(カナダ)。


●第5グループ
23 Camden PULKINEN カムデン・プルキネン(アメリカ)
■SP順位:4,得点:68.52
■楽曲:12 Etudes, Op. 10-No.1 in C by Frederic Chopin
■プログラム:〇
2つの3Aはクリーンに着氷。3F+2Tの予定がファーストがダブルに。3Loの予定がシングルに。
スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル3。
確かJGPオーストリア杯のときは、最後のエレメンツが2Aだったと思うのだが、それで時間超過して減点1を取られたからか、CCoSp4に変えてきた。
目まぐるしく曲が変わるのだが、それに違和感を覚えないのは、編曲の巧みさはもちろん、彼自身がそれぞれの曲想をよく表現できているからだと思う。
フリー140.83、総合209.35で、どちらもPB更新。現時点で総合1位。

24 Yan HAO ヤン・ハオ(中国)
■SP順位:6,得点:65.64
■楽曲:Pilgrims On A Long Journey
Opposites
■プログラム:〇
3Loは転倒。3Fは!が。他にも回転が抜けたり着氷が乱れるジャンプがいくつかあった。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル3。
ジャンプのミスが目立ってしまったが、彼のスケーティングとボディームーブメント、音楽表現は本当に素晴らしい。まだ14歳なんだよね~。これからどんな素敵なスケーターになるのかと思うと、ワクワクするわ~☆
フリー116.92、総合182.56。現時点で総合4位。

25 Igor EFIMCHUK イーゴル・エフィンチュク(ロシア)
■SP順位:5,得点:66.48
■楽曲:Spectre (James Bond soundtrack) by Thomas Newman
■プログラム:△
4Tの予定がトリプルに。2つの3Aはクリーンに着氷。3Lzの予定がシングルに。2つ目の3Lzと3Fは着氷が乱れた。連続ジャンプが2つしか入らず。
スピンのレベルは3、3、4。回転がゆっくり。ステップはレベル3。独創的な振付が入っていてかっこよかったが、終盤疲れが見えた。
後半ジャンプが4つ続くところで、「あー、なんかジャンプばっか跳んでるなぁ」という印象を与える。
いまいち印象に残らないプログラム。ボーカル入りじゃないからかなぁ。
フリー127.96でPB更新、総合194.44。現時点で総合3位。

26 Luc ECONOMIDES リュック・エコノミード(フランス)
■SP順位:3,得点:71.04
■楽曲:Un Amor
■プログラム:△
アモディオ振付。
3Aと3A+3T<、3Lz(!がついた)で転倒。他にも着氷が乱れるジャンプがいくつかあった。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル3。激しく大きく体を使って、情熱的な曲想をよく表していた。+3を出したジャッジがいるのも分かる。
ジャンプでこれだけミスが出ても、最後まできちんとプログラムを演じていて、素晴らしいなぁと思った。粗削りだけど、とても魅力的な選手。
フリー124.92、総合195.96で、どちらもPB更新。現時点で総合2位。

27 Matteo RIZZO マッテオ・リッツォ(イタリア)
■SP順位:2,得点:74.51
■楽曲:Come Together by The Beatles
Let It Be performed by Air With Air Rising
Help! by The Beatles
■プログラム:〇
ほとんどのジャンプが着氷が乱れたり、回転が抜けたり、回転不足が取られたりした。クリーンに跳べたのは、3F+1Lo+3Sと2Aだけ。
スピンのレベルは4、3、2V。最後のCCoSp2Vは、回転が乱れた。ステップはレベル3。楽しく軽快な曲想をよく表現していた。
演技が終わった後、力尽きたようにバランスを崩していたので、かなり疲れていたのかも。これまで連戦だったもんな~。
フリー118.28、総合192.79。現時点で総合5位。…表彰台圏外か~(泣)。

28 Alexey EROKHOV アレクセイ・エロホフ(ロシア)
■SP順位:1,得点:78.83
■楽曲:Piano Concerto No. 2 by Sergei Rachmaninov
■プログラム:△
4T+2TはOK。4S<は転倒。3Aの予定がシングルに。後半の4Tは着氷がきれいに流れず、GOEマイナス。3Lz+1Lo+3Sの予定がサードがダブルに。3Lzはオーバーターン。
スピンは全てレベル4。最後のFCCoSp4は、少しふらつき、GOEマイナス。ステップはレベル3。
SPに比べると表現が薄く感じるが、よく滑っているし、プログラムの流れも途切れなかった。
フリー143.06、総合221.89。総合1位に決定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、得点、SP順位、FS順位の順に記されている。
1 Alexey EROKHOV RUS 221.89 1 1
2 Camden PULKINEN USA 209.35 4 2
3 Conrad ORZEL CAN 196.05 9 3
4 Luc ECONOMIDES FRA 195.96 3 6
5 Igor EFIMCHUK RUS 194.44 5 5
6 Matteo RIZZO ITA 192.79 2 10
7 Koshiro SHIMADA JPN 190.46 12 4
8 Yan HAO CHN 182.56 6 11
9 Jiri BELOHRADSKY CZE 181.52 8 7
10 Mark GORODNITSKY ISR 175.29 13 9
11 Aleksandr SELEVKO EST 174.27 15 8
12 Dinh TRAN USA 172.91 10 12
13 Kai Xiang CHEW MAS 171.93 7 13
14 Nurullah SAHAKA SUI 157.81 18 14
15 Ivan SHMURATKO UKR 156.61 11 17
16 Sunghoon PARK KOR 156.02 17 15
17 Kims Georgs PAVLOVS LAT 152.04 16 16
18 Larry LOUPOLOVER AZE 147.70 14 20
19 Erik MATYSIAK POL 142.27 22 18
20 Ryszard GURTLER POL 139.66 20 21
21 Denis GURDZHI GER 137.92 19 22
22 Artur PANIKHIN KAZ 137.03 23 19
23 Alexander BOROVOJ HUN 130.54 21 24
24 Milosz WITKOWSKI POL 116.87 27 23
25 Jakub KRSNAK SVK 107.55 24 25
26 Alp Eren OZKAN TUR 100.19 25 26
27 Mikalai KAZLOU BLR 97.40 26 27
28 Nikhil PINGLE IND 64.11 28 28


◆総評
SPの順位から、アップダウンの激しい結果に…(ため息)。

優勝はエロホフ。JGP連勝おめでとう☆ 初のファイナル進出もおめでとう☆ 堂々の優勝候補ですな。

総合2位はカムデン。これで初のファイナル進出決定!! おめでとう☆ 彼の音楽表現は本当に魅力的なので、ファイナルでも演技が見られることになり、とても嬉しい☆

3位はオーゼル。SP9位から、大幅にジャンプア~ップ☆ 表彰台おめでとう。彼は、クワドも3Aも跳べるけど、スケーティングとボディームーブメントがなぁ…(ため息)。表現面も頑張ろうとしているのは伝わってくるんだけども。

7位の高志郎くんは、FSは4位。怪我明けなのによく頑張ったよ~。全日本ジュニアには、万全のコンディションで臨めるといいのだが。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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