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GP中国杯2017 1日目 女子SP

GP中国杯2017 リザルト
中国の北京にて開催。女子SPは、現地時間2017年11月3日(金)に行われた。
ライストとテレビ放送で全員の演技を見た。滑走順に感想を書いている。テレ朝の解説は織田信成さん、実況は三上大樹アナ。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Ziquan ZHAO ジークワン・ジャオ(中国)
■楽曲:Prelude Op.28, No.15 in D-Flat Major (Raindrop) by Frederic Chopin
■プログラム:△
昨季、国内選手権二連覇、四大陸15位。
振付は、デイヴィッド・ウィルソン。
3T+3T<は転倒。3LoはOK。2A<は見た目きれいに下りていたのだが。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル2。
ちょっと元気がなかったような。しっとりした美しい音楽は彼女の雰囲気に合っていると思うが、変化が少なく、スケーティングで魅せる必要があるので、難しい選曲だよね。
織田くん曰く、「力強い動作がほしい」とのこと。同感である。
50.39。

2 Xiangning LI シャンニン・リー(中国)
■楽曲:Nuovo Cinema Paradiso
■プログラム:○
昨季、国内選手権2位、四大陸13位、世界ジュニア11位、ワールド14位。
振付は、デイヴィッド・ウィルソン。
3F+2TはOK。3Lzはステップから直ちに跳んでいたなかったからか、GOEマイナス。2AはOK。ジャンプに高さがある。
スピンは全てレベル4。うまい。どのスピンも回転が速く、軸がぶれない。ステップはレベル3。
リリカルな表現が素敵だった。一蹴りが伸びるようになったと思う。
59.20。

3 Amber GLENN アンバー・グレン(アメリカ)
■楽曲:Send In the Clowns performed by Susan Boyle
■プログラム:△
昨季、全米8位。
昨季から継続のプログラム。本大会がGPデビュー。
3Fタノは着氷が乱れた。3Lzタノは転倒。2AはOK。
スピンのレベルは4、3、4。アメリカの選手らしく、スピンがうまい。ステップはレベル3。
ジャンプでミスが2つあり、連続ジャンプが入らなかったが、スケーティングと音楽表現は素敵だった。
織田くん曰く、「フィジカルが強い選手」とのこと。
52.61。

4 Alina ZAGITOVA アリーナ・ザギトワ(ロシア)
■楽曲:Black Swan
■プログラム:△
昨季、JGPファイナルとジュニアの国内選手権、世界ジュニアで優勝。今季がシニアデビューで、本大会がGPデビュー。
3Lz+3Loは転倒。3Fタノは素晴らしい。2AはOK。
彼女が転倒するところなんて、久々に見たわ~。ビックリした。でも、他のエレメンツは問題なかったし、「ブラック・スワン」の不穏さや緊迫感をみごとに表現していた。
69.44。転倒してこの高得点よ。

5 Marin HONDA 本田 真凜(日本)
■楽曲:The Giving by Michael W. Smith
■プログラム:△
昨季、全日本ジュニア3位、全日本4位、世界ジュニア2位。今季、GPカナダ5位。
3F+3T<は見た目きれいに下りていたのだが。3Loと2Aはよかった。
スピンとステップは全てレベル4。
ステップシークエンスで、体を目いっぱい大きく使って曲想を表現していた。彼女のリリカルな魅力がキラッキラに輝いている。
66.90。


●第2グループ
6分間練習中に、トゥクタミちゃんと三原さんが衝突して、場内がざわついた。どこも傷めていないといいのだが。

6 Elizaveta TUKTAMYSHEVA エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
■楽曲:Pisando Flores by Ara Malikian
■プログラム:△
昨季、GP中国3位、国内選手権8位。
3T+3Tタノはよかった。3Lzは高い。2Aタノもよかった。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル3。
衝突の影響を感じさせない、クリーンな演技だった。強い。
ステップシークエンスのあたりから、曲がテンポアップして、バイオリンの音がひっきりなしに鳴っている状態が続くのだが、個人的にけっこうきつい。まぁそれはさておき、ステップでその音の動きをうまく表現しきれていない気がする。でも全部音を取ろうとすると、せわしなくなりそうだしな~。難しいな~。
67.10。

7 Dabin CHOI ダビン・チェ(韓国)
■楽曲:Papa Can You Hear Me (soundtrack)
■プログラム:△
昨季、国内選手権4位、四大陸5位、ワールド10位。
羽衣っぽい衣装。白から薄緑にかけてのグラデーションがきれい。
3Lz+3T<<のセカンドは素人目にも回転が足りないのが分かった。3F<はステップから直ちに跳んでいなかった。2AはOK。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル2。
美しく抒情的な音楽をしっとりと優雅に表現していた。
53.90。

8 Mai MIHARA 三原 舞依(日本)
■楽曲:Libertango by Astor Piazzolla
■プログラム:△
昨季、GPアメリカ3位、全日本3位、四大陸優勝、ワールド5位。振付は、ブノワ・リショー。
背中が大きく開いてる!! 三原さんの美しい背筋!!
3Lz+3T<はセカンドを跳ぶタイミングがいつもと違うように感じた。2Aと3FはOK。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。力強い、タメのある動きが曲想にマッチしていて、かっこよかった。
好調時と比べると、スピードが出てなかったような。シャープさも足りなかったような気がした。衝突の影響かなぁ。
66.90でSB更新。

9 Wakaba HIGUCHI 樋口 新葉(日本)
■楽曲:Gypsy Dance by Leon Minkus
■プログラム:○
昨季、GPフランス3位、全日本2位、四大陸9位、ワールド11位。今季、GPロステレ3位。
2Aはすばらしい。3Lz+3Tはよかった。3Fは!がついたが、ジャンプ自体はクリーンに着氷。ステップから直ちに跳んでいなかったかも。GOE 0.00。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル3。
躍動感あふれる演技だった。
70.53。おお~、70点超え!

10 Elena RADIONOVA エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
■楽曲:Porgy and Bess by George Gershwin
■プログラム:△
昨季、GPファイナル6位、国内選手権5位。今季、GPロステレ4位。
昨季から継続のプログラム。
3Lz+3Tはまずまず。3Loと2Aはクリーンに着氷。
スピンとステップは全てレベル4。
音をよくとらえている。腕が鞭のようにしなって見えた。
70.48でSB更新。

11 Gabrielle DALEMAN ガブリエル・デールマン(カナダ)
■楽曲:Habanera (from "Carmen") by George Bizet
■プログラム:○
昨季、国内選手権2位、四大陸2位、ワールド3位。
振付は、ローリー・ニコル。
3T+3Tはセカンドの方が高い。3Lzと2Aもよかった。
スピンのレベルは3、4、4。LSp3はGOEマイナス。織田くんによると、ヘアカッターのポジションを持つときに、手が滑り、一つポジションが抜けてしまったらしい。ステップはレベル4。
女性ボーカル入りの「ハバネラ」は、かなり個性的なアレンジだが、わたしは好き☆ 力強さと愛らしさ、軽妙さとシャープさが共存していて、素敵なプログラムだと思う。
70.65でSB更新。


◆SP順位
左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。
1 Gabrielle DALEMAN CAN 70.65
2 Wakaba HIGUCHI JPN 70.53
3 Elena RADIONOVA RUS 70.48
4 Alina ZAGITOVA RUS 69.44
5 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 67.10
6 Marin HONDA JPN 66.90
7 Mai MIHARA JPN 66.90
8 Xiangning LI CHN 59.20
9 Dabin CHOI KOR 53.90
10 Amber GLENN USA 52.61
11 Ziquan ZHAO CHN 50.39


◆総評
中国杯と言えば、毎年撃ち落としたくなる天井カメラが名物だが、今季からそれがクレーンカメラに。何でそんな撮り方すんだよーーううううと言いたくなるカメラワークで、演技に浸るのが難しい…酔う…つらい…(泣)。

中国のエース、ジジュンが直前に棄権したため、11名が出場。彼女の棄権の理由は分からないんだよね~。心配だなぁ。

さて、SP1位はギャビー。オフシーズンに腹部の嚢胞を除去する手術を受けたと聞いていたので、大丈夫かなぁと心配していたのだが、元気な姿を見せてくれて、ほっとした。

2位はわかば様☆ レベルを取りこぼしたり、3Fに!がついたりしたにも関わらず、70点超え。全部レベル4をとって、エッジエラーもなければ、75点ぐらい取れるんじゃなかろうか。

3位はラジオノワ。ジャンプは相変わらず本調子じゃなさそうだけど、それでも大きなミスなく演技をまとめられるのが、強い選手の証。彼女は本当に強い人だ。

4位はザギトワ。彼女がSPで転倒する姿なんて、わたし、初めて見たんじゃなかろうか。名前を呼ばれる前、リンクサイドにいるときの顔がこわばっていたので、あれだけ毎回クリーンな演技をする彼女でも、やっぱり緊張するんだなぁと思った。

6位は真凜ちゃん。先週のGPカナダの経験を生かし、今回は、見た目クリーンな演技を披露。全てレベル4獲得。彼女のキラキラパワーが存分に発揮された演技だった。

7位は三原さん。6位の真凜ちゃんと同じ得点だが、SPはTESが上の方が上の順位になるんだよね。ミスはあったものの、SPでは、これまでにない、新しい彼女を見せてくれた。今後の進化が楽しみなプログラム。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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