GP NHK杯2017 2日目 ペアFS

GP NHK杯2017 リザルト
日本の大阪にて開催。ペアFSは、現地時間2017年11月11日(土)に行われた。
現地に行って、全組の演技を見、後日テレビ放送でも見た。滑走順に感想を書いている。NHKの解説は小山朋昭さん、実況は星野圭介アナ。
名前の日本語表記で、自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA 須崎 海羽 / 木原 龍一(日本)
■SP順位:8,得点:44.83
■楽曲:Romeo and Juliet by Nino Rota
■プログラム:△
3LzSPよりよく滑っていた。スロージャンプの投げ方が良くないので、クリーンに着氷できないんだと思う。リフトはスムーズできれいに決まっていた。
星野アナによると、男性の左手首の怪我は、昨季負ったもので、だんだん良くなってきているという話だった。
フリー95.15、総合139.98で、どちらもPB更新。

2 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET 須藤 澄玲 / フランシス・ブードロー=オデ(日本)
■SP順位:7,得点:51.69
■楽曲:Girl by The Beatles
Let It Be by The Beatles
All My Loving by The Beatles
I Want to Hold Your Hand by The Beatles
■プログラム:△
3Tw2はもたれかかってしまった。3Sはまずまず。スロー3Loはお手つき。2A<+2A<<+SEQは、女性の回転が足りなかった。スロー3SはOK。
目まぐるしく曲想が変わるのだが、まだその演じ分けはできてないかな~。でも、GPロステレよりは断然よくなっていて、ほっとした。
フリー104.83、総合156.52で、どちらもSB更新。

3 Julianne SEGUIN / Charlie BILODEAU ジュリアン・セガン / シャルリ・ビロドー(カナダ)
■SP順位:5,得点:63.98
■楽曲:Where's My Love by Syml
■プログラム:○
SPで書き忘れてたけど、男性の髪が短くなっていた。個人的に短い方が彼に似合っているんじゃないかと思う。
3Tw4は少し抱きかかえてしまったが、GOEプラス。3T+2TはOK。3Sはよかった。スロー3Fはお手つき。スロー3Loは着氷後がくんとなった。PCoSp4は、回転が速く、ポジションチェンジもスムーズで美しい。
演技後、ハグして喜ぶ二人。
スロージャンプのミスはあったものの、エレメンツの質が高く、ユニゾンと表現がよかった。
旋律は美しいが、起伏があまりない、静かな曲なので、表現が難しそう。新たな挑戦のプログラムだと思うので、ぜひとも頑張ってほしい。
フリー130.39、総合194.37で、どちらもSB更新。

4 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER ミリアム・ツィーグラー / セヴェリン・キーファー(オーストリア)
■SP順位:6,得点:62.61
■楽曲:Yellow by Coldplay
Fix You by Coldplay
■プログラム:○
3Sは女性がステップアウト。3Tw1は抱きかかえてしまった。3Tで女性が転倒し、連続ジャンプにならず。スロー3FはOK。スロー3Sは転倒。
ジャンプ系でミスが出たけど、二人のスケーティングがなんとも素敵なんだよねぇ。
フリー108.52、総合171.13。

第1グループが終わった時点で、トップはジュリアン・セガン / シャルリ・ビロドー(カナダ)。


●第2グループ
5 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM アレクサ・シメカ・クニエリム / クリス・クニエリム(アメリカ)
■SP順位:4,得点:65.86
■楽曲:Ghost - The Musical
■プログラム:△
星野アナによると、「ゴーストになった夫が妻を見守る」というコンセプトのプログラムらしい。うっわー、実生活まんまじゃん!(クリスはゴーストじゃないけど)
3Tw3は高っ! スロー3Sは素晴らしい。3Sは男性がお手つき。3T+2T+SEQの予定が、、男性がファーストがダブルに。スロー3Fは素晴らしい。FCCoSp3Vは、回転がズレたし、距離も離れていた。
ツイストの高さは本当に素晴らしい。テレビで見てもすごいが、生で見るともっとすごい。
この組の課題は、男性のソロジャンプだよな~。大抵ミスしちゃうもんな~。
フリー126.65、総合192.51で、どちらもSB更新。現時点で総合2位。

6 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV クリスティーナ・アスタホワ / アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)
■SP順位:3,得点:70.47
■楽曲:Another Day Of Sun from "La La Land" (soundtrack) by Justin Hurwitz
CIty Of Stars from "La La Land" (soundtrack) by Justin Hurwitz
Epilogue from "La La Land" (soundtrack) by Justin Hurwitz
■プログラム:△
3T+2T+2Tはよかった。3Tw3はOK。3Sの予定が、女性がダブルに。スロー3Fとスロー3Loはよかった。PCoSp4はもう少し速く回れるといいのだが。
初見では、編曲に違和感を覚えたが、2回目ともなると、だんだん慣れてきた(苦笑)。
演技自体は、氷上を大きく使っていて、とてもよかったと思う。小山さんが「アイスダンスの演技のように表情豊かに表現していた」とほめていた。
フリー133.17、総合203.64で、どちらもPB更新。現時点で総合1位。

7 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV クセニア・ストルボワ / フェドール・クリモフ(ロシア)
■SP順位:2,得点:75.05
■楽曲:Carmen Suite
■プログラム:○
3Tw1は少しもたれかかってしまった。スロー3Fはすばらしい。3T+3Tは二人とも着氷が乱れた。3Sはよかった。PCoSp3は回転が速く、そろっている。スロー3Sは素晴らしい。
スケーティングも、ありとあらゆる動きも、すべてがなめらか。後半、音楽が盛り上がるところの表現がみごとだった。
カップル競技で「カルメン」をやるとなると、男性がホセ、女性がカルメンを演じることが多いけど、彼らのプログラムはあまりそういう印象を受けなかった。二人でカルメンの世界観や音楽を表現するというコンセプトなのかな?
フリー147.69、総合222.74。現時点で総合1位。

8 Wenjing SUI / Cong HAN ウェンジン・スイ / コン・ハン(中国)
■SP順位:1,得点:79.43
■楽曲:Violin Fantasy on Puccini's Turandot by Vanessa-Mae
Nessun Dorma (from "Turandot") by Giacomo Puccini, performed by Luciano Pavarotti
■プログラム:◎
4Tw2は高い。3T+2T+2TはOK。3Sはよかった。スロー3Fとスロー3Sは素晴らしかった。PCoSp4は足換え後、トラベリングしてしまったか。
演技後、二人ともガッツポーズ&ハグ。場内スタオベ。もちろんわたしもしたよ☆
プログラム中盤から「誰も寝てはならぬ」の男性ボーカルが始まるのだが、もうこの辺から涙うるうるであった。本当に本当に素晴らしい。この演技を見るためだけにも大阪まで行ったかいがあった。
フリー155.10、総合234.53で、どちらもPB更新。総合1位に決定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、SP順位、FS順位、得点の順に記されている。
1 Wenjing SUI / Cong HAN CHN 1 1 234.53
2 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS 2 2 222.74
3 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV RUS 3 3 203.64
4 Julianne SEGUIN / Charlie BILODEAU CAN 5 4 194.37
5 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM USA 4 5 192.51
6 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT 6 6 171.13
7 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET JPN 7 7 156.52
8 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA JPN 8 8 139.98


◆総評
優勝はスイ&ハン。わたしが今回大阪まで観戦しに行った理由の一つが、「彼らの演技を生で見たい!」だったので、もう大大大満足であった。素晴らしい演技を見せてくれて、本当にありがとう☆
わたしが以前彼らの演技を生観戦したのは、東京で行われた、2009年のJGP&GPファイナル。バンクーバー五輪のシーズンで、他には結弦くんや佳菜子ちゃん、成美&トランも出てたんだよね。懐かしいなぁ。あの時は、「小さいのに難しい技をガンガンこなす、すごい子たち」という印象だったけど、今じゃ高難度エレメンツだけでなく、こんなに芸術性の高い演技を見せてくれるようになるなんて…感無量である。
1位&1位でGPファイナル進出決定。意外にもまだ銅メダルしか取ったことないんだよね。今季こそ、初優勝なるか。

総合2位は、ストルボワ&クリモフ。どんどん調子が上がっているようで安心した。2位&2位だが、ファイナル進出はまだ確定しないらしい。ま、多分大丈夫だとは思うけど。

3位はアスタホワ&ロゴノフ。いよいよ総合得点、200点超え。今回、ザビアコ&エンベルトのPB、200.75より高い得点を出したんだよね。ロシア3番手争いが、ますます混沌としてきたわ~。

7位の須藤&オデは、エレメンツの多くがクリーンに決まり、SBも出て、本当に良かった。今季、序盤はなかなか思うような演技ができず、苦しんでいるようだったが、小山さんによると、今季はつなぎで難しいことをやっているらしい。それでミスが多発しちゃってたのかなぁ。

8位の須崎&木原は、今季、エレメンツの難度が上がっていて、トリプルツイストやソロジャンプの3Lz、スロー3Lzなどを組み込んできている。リフトも上達しており、一歩一歩前進しているのを感じるので、全日本の演技が楽しみだ。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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