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GPフランス国際2017 2日目 女子FS

GPフランス国際2017 リザルト
フランスのグルノーブルにて開催。女子FSは、現地時間2017年11月18日(土)に行われた。
テレビ放送で全員の演技を見た。滑走順に感想を書いている。テレ朝の解説は織田信成さん、実況は森下佳吉アナ。
名前の日本語表記で自信がないものには、?を付けている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:何度でも見たい。

  • ○:よかった。好き。

  • △:悪くない。まずまず。

  • ×:イマイチ。

  • ?:何とも判断が付きかねる。




●第1グループ
1 Nicole SCHOTT ニコル・ショット(ドイツ)
■SP順位:10,得点:55.54
■楽曲:Schindler's List (soundtrack) by John Williams, performed by Itzhak Perlman
■プログラム:○
すべてのジャンプをクリーンに着氷。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
演技後、ガッツポーズ☆
美しい旋律を情感あふれる滑りで表現していた。
フリー116.85、総合172.39で、どちらもPB更新。

2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
■SP順位:11,得点:53.03
■楽曲:Erinnerung by Efim Jourist
Mala Luna by Gino Vannelli
El Choclo by Angel Villoldo
Obertura by Lisandro Adrover
■プログラム:△
バイオの楽曲が詳細な記載に変更されている。
3Aは転倒。3Lz+2T+2Loの予定が、ファーストがダブルに。3T+3Tの予定が、セカンドがダブルに。3Lzはオーバーターン。
織田くんも指摘していたが、得意の3Lzが、SPもFSもきれいに下りられなかったのが気になる。
ジャンプのミスがいくつかあったが、音の緩急を素敵に表現していた。
フリー114.62、総合167.65。

3 Laurine LECAVELIER ロリーヌ・ルカヴァリエ(フランス)
■SP順位:7,得点:60.68
■楽曲:Bye Bye Baby by Jule Styne performed by Marilyn Monroe
My Heart Belongs to Daddy by Cole Porter performed by Marilyn Monroe
■プログラム:△
3Lz+3T<はきれいに下りたように見えたのだが。2A+3T<は転倒。他のジャンプも着氷が乱れたり、回転が抜けたり回転不足になったりし、予定通りにクリーンに着氷できたものが一つもなかった。
スピンのレベルは4、3V、2。
ジャンプの抜けが…。抜けは転倒よりあかん…。
フリー93.67、総合154.35。

4 Mae Berenice MEITE マエ・ベレニス・メイテ(フランス)
■SP順位:8,得点:58.96
■楽曲:Les Nocturnes de Chopin
Happy by C2C
■プログラム:△
3Lzの予定がシングルに。3Sはこらえた。
スピンは全てレベル3。ステップはレベル3。
織田くんも指摘していたが、もそっと滑るようになるといいなぁ。止まってるところが多いんだよねぇ。
フリー112.44、総合171.40で、どちらもSB更新。

5 Polina EDMUNDS ポリーナ・エドマンズ(アメリカ)
■SP順位:9,得点:56.31
■楽曲:Bilitis - Generique performed by Sarah Brightman
Time To Say Good Bye performed by Sarah Brightman and Andrea Boccelli
■プログラム:△
3Lzと3F<は転倒。他のジャンプにも着氷の乱れや回転不足がいくつか見られた。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル2。
ジャンプをおそるおそる跳んでいるように見える。杉田さんがよく口にする、「思い切った動き」があまり見られなかった。
フリー101.46、総合157.77。

第1グループが終わった時点で、トップはニコル・ショット(ドイツ)。


●第2グループ
6 Mai MIHARA 三原 舞依(日本)
■SP順位:4,得点:64.57
■楽曲:Carlotta (from "The Mission" soundtrack) by Ennio Morricone
Gabriel's Oboe (Whispers in a Dream) by Ennio Morricone performed by Hayley Westenra
Vita Nostra (from "The Mission" soundtrack) by Ennio Morricone
■プログラム:○
3Lo+2T+2Loはサードで流れなかったが、GOEプラス。
スピンのレベルは3、4、4。CCoSp3は、回転がゆっくりなポジションがあった。ステップはレベル4。
よく滑っていた。清らかで流れるような女性ボーカルにぴったりのスケーティング。
フリー137.55、総合202.12。現時点で総合1位。

7 Alina ZAGITOVA アリーナ・ザギトワ(ロシア)
■SP順位:5,得点:62.46
■楽曲:Don Quixote by Leon Minkus
■プログラム:○
すべてのジャンプをクリーンに着氷。
スピンとステップは全てレベル4。
う~ん、まさに鉄壁の強さ。
今季のJGPで、後半に全てのジャンプを跳ぶ構成のプログラムをいくつも見てきたが、やはり彼女のこのFSは、その中でも、きわめてよくできたプログラムだと思う。織田くんも話していたように、ジャンプの配置が曲のリズムと合っているので、単に「得点を稼ぐために後半にジャンプ7つ入れました」感がないんだよね。ジャンプまでもが曲想を表現している。
フリー151.34はPB、総合213.80。現時点で総合1位。

8 Elizabet TURSYNBAEVA エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)
■SP順位:6,得点:62.29
■楽曲:The Prayer performed by Celine Dion, Andrea Boccelli
■プログラム:○
振付はデイヴィッド・ウィルソン。
すべてのジャンプをクリーンに着氷。
スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル4。
ゆったりと朗々と歌う男女ボーカルを、全身を大きく使ってよく表現していた。流れが一切途切れず、すごく気持ちがよかった。
フリー138.69、総合200.98で、どちらもPB更新。おお~、トゥルちゃんもいよいよ200点超え。現時点で総合3位。

9 Yuna SHIRAIWA 白岩 優奈(日本)
■SP順位:3,得点:66.05
■楽曲:Pictures At An Exhibition by Modest Mussorgsky
■プログラム:○
3Fは、!がついたが、きれいに下りてはいた。3Lo<は転倒。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
イーグルサンドの3Loの転倒が惜しかった~。ここが決まると決まらないとでは、プログラムの印象が大きく変わるんじゃないかな~。
後半のコレオはスピードが出過ぎたのか、フェンスにぶつかりそうになり、スタンブル。ここの表現がまだあっさり風味なので、もっと煮詰めてほしい。
彼女の良さを生かしつつ、新しい魅力も見せた、独創的な選曲&振付で、シニアデビューのプログラムとしては、百点満点の出来だと思う。
フリー127.13、総合193.18で、どちらもPB更新。現時点で総合4位。

10 Maria SOTSKOVA マリア・ソツコワ(ロシア)
■SP順位:2,得点:67.79
■楽曲:Claire de Lune by Claude Debussy
■プログラム:△
すべてのジャンプをクリーンに着氷。
スピンのレベルは4、4、3。ステップはレベル4。
流れが途切れることなく、水が流れるように滑っていた。
エレメンツも表現も素晴らしいのだが、ちょっと淡白な印象を受ける。あと、編曲の管弦楽の音が美しく感じられないので、いまいち演技に浸れないんだよね…。
フリー140.99、総合208.78で、どちらもPB更新。現時点で総合2位。

11 Kaetlyn OSMOND ケイトリン・オズモンド(カナダ)
■SP順位:1,得点:69.05
■楽曲:Andante Allegro (from "Swan Lake") by Petr I. Tchaikovski
No. 24 Scene: Allegro (from "Swan Lake") by Petr I. Tchaikovski
Stumbled Beginnings (from "Black Swan") by Clint Mansell
Nina's Dream (from "Black Swan") by Clint Mansell
■プログラム:○
2A+3Tは着氷が乱れた。3Loは転倒。2Aの予定がシングルに。
スピンのレベル位は4、3、4。ステップはレベル4。腕をブンブン振り回しているように感じる部分があった。
終盤のステップシークエンス+コレオが最大の見どころだと思うが、ここでもっと鬼気迫る表現が見たい。
フリー137.72、総合206.77。総合3位に確定。


◆総合順位
左から総合順位、名前、国名、得点、SP順位、FS順位の順に記されている。
1 Alina ZAGITOVA RUS 213.80 5 1
2 Maria SOTSKOVA RUS 208.78 2 2
3 Kaetlyn OSMOND CAN 206.77 1 4
4 Mai MIHARA JPN 202.12 4 5
5 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 200.98 6 3
6 Yuna SHIRAIWA JPN 193.18 3 6
7 Nicole SCHOTT GER 172.39 10 7
8 Mae Berenice MEITE FRA 171.40 8 9
9 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 167.65 11 8
10 Polina EDMUNDS USA 157.77 9 10
11 Laurine LECAVELIER FRA 154.35 7 11


◆総評
優勝はザギトワ。1位&1位でGPファイナル初進出確定、おめでとう! 今回のFSの得点は、メドさんに次ぐ歴代2位とのこと。すごいわ~。平昌オリンピック表彰台がどんどん現実味を帯びてきている。

総合2位はソツコワ。彼女も安定して強いな~。2位&2位でファイナル進出確定!

3位はオズモンド。1位&3位でファイナル進出確定。
彼女の課題は、FSでなかなかクリーンな演技ができないことよね。織田くんによると、あれだけ高さと飛距離のあるジャンプなので、やはり体力の消耗が激しく、フリー後半にジャンプのミスが出やすくなってしまうらしい。だよな~。すごい切れ味のジャンプだもんな~。

4位は三原さん。毎度FSでの追い上げは素晴らしいのだが、やはりオリンピック代表の座をつかむためには、SPでミスなく演技することが必須になってきそう。全日本ではぜひともクリーンな演技を!

6位の白岩さんは、SPもFSもPB更新の演技! 今季は両方独創的かつ魅力的なプログラムをそろえてきていて、ほんと見ごたえがある。彼女も全日本の演技も楽しみだ。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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